美容外科クリニックのデザインと目的

美容外科治療が一般的に普及し、主要都市、主要駅など様々なところにあります。

病院は少しでも患者様に医院の特徴を知ってもらおうとサイトの更新を頻繁に行っておりますが、患者様は何を基準に病院を選ばれるのでしょうか?

それはやはり院長先生の確かな治療技術にほかなりませんが、それは決め手であり、院長先生の輝かしい実績を目にすることもなく選択肢から外れてしまう場合があります。

どのような状況かというと、院内の写真が洗練されておらず、本人が実際に治療を受けているイメージが抱けないといった場合になります。

もっとザックリ言うと、患者が行きたいか行きたくないかは、院内のデザインでほぼ決まるということです。

今回は、近年増加傾向にある美容外科クリニックのデザインと目的について書いてみようと思います。

美容外科クリニックの目的

美容外科クリニックは、一般的に普及したこともあり、特別なものではなくなってきたというイメージから患者数が増加傾向にあり、それに伴いクリニックの数も多くなってきました。

では患者様は何を目的にクリニックに通うのか?

それは、ただ美しくなりたいということではなく、自分の中のコンプレックスを解消し、新たな生活を手に入れたいとの想いからクリニックに通います。

もともと生まれ持ったコンプレックスなのか、さまざまな環境からコンプレックスを持ってしまった方なのか、要因は人それぞれですがそういった悩みを抱えた方は多々いらっしゃると思います。美容外科治療の敷居が下がったとはいえ、実際に治療を決断するのは相当の覚悟をもってのことだと思います。

そのような方が病院を探すときに、どのようなクリニックなら治療を受けたいと思うでしょうか?

人気の美容外科クリニックのデザイン

まず、患者様が治療を決断したとき、いきなり病院に向かうといったことはほぼ無く、入念に下調べをして納得してから行くことになります。

下調べはオフィシャルサイトや口コミサイト等がありますが、どういった場所なのかを調べます。

その際に、院内の様子も見ることでしょう。

ここで院内のデザインが日常的なものであふれていたらどうでしょうか。

一大決心をしてこれまでの環境を変えようと思っていたのに、本当に変われるのか不安になりますよね?

そのため、人気の美容外科クリニックのデザインは非日常で、洗練されたハイセンスなものがひじょうに多くなっております。

1:「ノエル銀座クリニック」様

2:「KM新宿クリニック」

「KM新宿クリニック(皮膚科)」待合(レディス)

「KM新宿クリニック(皮膚科)」待合(メンズ)

1のクリニックでは、仕切りを設けてプライバシー保護に努め、仕切りには美の象徴ミロのビーナスをあしらい、華やかなシャンデリアや調度品を思わせるソファによってハイセンスでありながら上品で、美しくなった自分を想像できます。まるで外国のお城を思わせる内装であり、なんだか自分が特別になった気分を味わうことができ、新しい生活を手に入れようといった目的に沿ったデザインになっています。

2のクリニックでは、男女ごとのコンセプトに合わせて色味を変えています。女性らしさをイメージしやすいよう、待合室はピンクを基調としました。こちらのクリニックはメンズクリニックも併設しており、男性らしさをイメージしやすいよう暗めの色で意識づけるようデザインしています。それぞれ色は違いますが、目的を具体的に再認識できるようにデザインされています。

このように、目的をもっている人が来院してくれるよう、しっかりと院としてのコンセプトをもち、それを表現することが大事になりますが、いったいどのように表現すればよいのでしょうか?

美容外科クリニックのデザインで気を付けることとは?

上記にあるように、院ごとのコンセプトも違えば治療内容も様々です。

どのようにデザインしたらよいか悩ましいと思いますが、まずはシンプルに考えたほうがいいでしょう。

患者様は今どうなりたくて、それに対してクリニックはどう応えるのか、といったことです。

まず、患者様は前提として美しくなりたいと思っています。

それなのに、院内の雰囲気が自分のなりたい姿のイメージと結びつかないと患者様は先生のプロフィールを見る前に選択肢から除外してしまうでしょう。

例えば美容皮膚科の院の内装が、あまりにもギラギラとした装飾でイケイケな雰囲気だったらどうでしょう?

普段そういった場所を好む方でも美容皮膚科であれば行くのを躊躇してしまいます。

このように、なりたい自分のイメージと院内のイメージが合致して初めて選択肢に入るのです。

そのため、院内のデザインは過度な装飾などは避け、インテリアや院内の雰囲気が調和している必要があります。

まとめ

美容外科クリニック、審美歯科、美容皮膚科など、美に関する医療施設が年々増えている昨今、患者様の数も増加傾向にあります。

医院様の中には、新しく美容医療を勉強し、自らのクリニックでも積極的に取り入れて患者様の美に貢献しようという動きがみられます。

しかし、美しくなる目的をもった方を受け入れることはできるでしょうが、患者様が半信半疑のまま来院されても施術後のトラブルにもつながりやすいですし、せっかくの技術も本来の良さを理解されないのはあまりに報われません。

そのため、美容医療を診療内容に含まれているクリニック様は、患者様に対して「あなたを美しくする」という説得力を目に見える形で伝えることが良いでしょう。

術後の無用なトラブルを回避するため、患者様も気持ちよく施術を受けられるよう、病院と患者の間にギャップを作らないようにすることが重要です。

武内デザインオフィスでは、機能性はもちろん、医師、患者双方が納得して医療行為を行い、最良の結果が得られるようデザインの面でお手伝いしていくことを追求していきます。

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)