歯科医院のデザインのデザインの重要性

皆さんは歯医者さんに対してどのようなイメージをお持ちですか?

きっと怖いところというイメージが大半を占めるのではないでしょうか。

歯医者さんのあの独特の薬品のにおい、歯を削る際のキーンとした音、お子様の泣き声など、様々な恐怖感を与えてしまう要素があります。

このように、実際の治療は痛くなくても環境によって怖いと感じ、それが結果として怖いところというイメージを大人になってからも持たれてしまうということが多々あります。

近年は歯科クリニックの数が増え飽和状態とも言われていますが、その中でもしっかりと患者さんを呼び込まないとクリニック経営も成り立たなくなってしまいます。

診療内容で差別化を図るクリニックは、無痛治療であったり丁寧な治療で患者さんを呼び込みます。

それ以外に患者さんに来てもらえるようできることはないでしょうか。

今回は患者さんが来院しやすいような歯科クリニックのデザインについてお話をします。

通いたくなる歯医者とはどんな歯医者?

上記でもご説明した通り、現在の歯科クリニックの数はコンビニよりも多いと言われており、その数は飽和状態と呼ばれて久しい状況になっています。

そんな中でしっかりと患者さんを呼び込むためには他院との差別化を図るために無痛治療丁寧な治療を行うクリニックが増えています。

しかし、それだけでいいのでしょうか?

確かに治療内容が改善されれば直接的な痛みもなく、ストレスも軽減されるでしょう。

ただ、通いたくなるかといわれると疑問が残ります。

今、一見歯医者さんに見えないようなデザインが増えているのはご存知ですか?

歯医者さんに限らず、昔の病院の施設はとてもシンプルな外観や内装でした。

そのイメージを持たれている方がつらい思いをして病院に行ったのに治療がさらに痛いなんてことになったらどうしても行きづらくなりますよね。

そこで各医院は見た目からこれまでの病院のイメージを一新し、つらい治療をする場ではなく、自分の身体を治してくれる癒しの場として提供することとなりました。

よりスタイリッシュに、よりオシャレに。または、お子様にとって楽しい場所として通いたくなるようなデザインが増えてきました。

例えば、まるでサロンのような内装で自分が特別な存在になったかのような歯科医院。

(「カリヨンデンタルクリニック」)

 

他には、お子様が楽しく遊べるキッズスペースを設けている歯科医院。

(「モンキッズデンタル」 葛西 子供専用歯科 プレイルーム)

このように、クリニックのイメージはこれまでと違って患者さんの不安を和らげる役割をデザインにも求められています。

院内をこれまで以上に使いやすく

これまで患者さんの立場になってデザインのお話をしましたが、病院を利用するのは患者さんだけではありません。

そこで働く医療従事者にとっても働きやすい環境でなくてはいけません。

院内で配慮するポイントをスペースごとにご紹介します。

受付・事務スペース

受付窓口は、患者さんと病院をつなぐ窓口です。

受付窓口から見える事務スペースが散らかっていたら、どんなにデザインが良くても丁寧な治療は期待できませんよね。

事務スペースはものが多く散らかりやすいため、収納スペースを多くとり、また、作業室や院長室、診察室の中心になることが多いため、そこまでの導線をストレートに移動できるよう設置します。

また、受付カウンターは、診察前後の患者さんの様子を把握できるよう、待合室に向けて見やすくオープンな配置にするのが主流になっています。

手術室スペース

通常の診療所や歯科医院には手術室を設けるケースは少なく、設置していても比較的コンパクトな広さが一般的になります。

また、他のスペースよりも清潔さに気を配らなければならないため、ユニット式の手術室を設置するのが一般的になりつつあります。

廊下・階段スペース

こちらはスタッフ、患者さんが利用するため、できるだけスペースを広く取りお互いに気を使い合わないようにする配慮が必要となります。

また、バリアフリーを基本としたプランニングで、どのような患者さんも受け入れられるような環境を整えることも重要となります。

親しみやすい外観を

クリニックは老若男女を問わず、様々な方が来ます。

そのため、公共性が高い建物であることから、外観は町並みに調和した親しみやすいデザインが好ましいです。

親しみやすさといっても、クリニックはいたるところにあり、オフィス街に位置するクリニックがパステル調の保育園のような外観だったらやはり浮いてしまい、新規の患者様も足を運びづらいですね。

そのため、その土地の街並みに調和することが重要になり、ライフスタイルに合った外観が望ましいです。

まとめ

いかがだったでしょうか。

クリニックのデザインは単にオシャレであればいいというわけではありません。

目的としては、その施設を利用する全ての方が気持ちよく使うことができるのは前提としてあり、これまで歯医者さんに対して良くないイメージを持っていた方の考えを180度変え、癒しの空間としての認識を持っていただくことが重要になります。

特にお子様の場合、幼少期の印象というのは大人になっても変わることはあまりないでしょう。

始めて行った歯医者さんが楽しい場所と認識していただければ歯医者嫌いな人も少なくなるでしょう。

そんなデザインのクリニックが増えてくれば、近い将来歯医者さんは美容室と同じく、きっと行きたくなる場所として認知されるかもしれませんね。

また、外観もその街に溶け込み、開かれた場所として来院していただけるような環境も大事であるため、そのような配慮も行うことが重要になります。

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