個性を大事にしながら安心さを与える入口・受付のデザインとは

クリニックで一番目につく場所の印象とは

皆さんはまず、クリニックに入る時どんな入り口かをチェックするでしょう。

どんな場所でも、入口が与える印象はとても大切です。例えば、路面にある一階のクリニックは目に付きやすく、入りやすいかどうか、雰囲気をすぐ確かめられる場所にあります。

ですがビルの二階以上のクリニックではどうでしょう。

外からは中の雰囲気がわからないので実際にそのビルに入り、入口まで行って雰囲気を確かめなくてはなりません。もし、入口の印象が暗くて不衛生だったらどうですか?思わず引き返したくなるでしょう。そんなことでは、せっかく勇気を出して中に入っても、とても残念な気持ちになってしまいます。

入口は、そのクリニックの中の印象までもを想像させる大事な場所です。

入口がマイナスイメージであったら、その中の診察室やドクター、スタッフのイメージまでも悪いものにしてしまいます。そのため、入りやすく清潔で綺麗な入口であることはとても大切です。

物事においてマイナスイメージというのは強く人の心に残ります。たとえ、ドクターやスタッフの印象、対応が素晴らしいものであっても、クリニックのデザイン、内装が不潔で居心地の悪いものであったらマイナスイメージの方が勝ってしまうのです。

「あのクリニックはドクターの雰囲気が良かった。スタッフも笑顔で優しく対応してくれた。けれど、クリニックは不潔で落ち着かない。」というように、クリニックのあまり良くない印象の方が心に強く残り残念なものになります。

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この写真の、グリーンが鮮やかな小児科・アレルギー科のクリニックは、「健やかな森」をコンセプトにデザインしました。

グリーンという色は、安心感、安定した気持ちを与えてくれます。また、グリーンは木や森など自然にある色なので不安な気持ちを穏やかにし、リラックス効果を与えます。

初めてクリニックに行く人々の心は、いつもより不安があります。ましてや、小さいお子様は体調の悪さに加え「何をされるかわからない」という気持ちもあるでしょう。

このように、親御さんによってクリニックに連れていかれるお子様の心は今にも泣きだしそうな不安感で押しつぶされているかもしれません。

そういった気持ちに少しでも寄り添えるように、安心感を与えるグリーンを全面的に出し、照明が暖かく開放感のある明るい受付を意識しました。

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また、受付横の壁には「森」という字をデザインした遊び心のある仕様になっています。お子様の不安な気持ちを少しでも拭えるように楽しい気持ちやユニークな気持ちになるようにデザインしています。

武内デザインオフィスでは、予算内でどれだけベストなクリニックをデザインできるかを考えています。同じコストの素材を使っても、コーディネートやデザイン次第で見え方が全く変わってきます。

コストは同じでも、デザイナーの腕次第で全く違うものになってくるのがデザインの面白い部分であり、魅力だと思います。

そのため、単純にコストをかけて立派で豪華に見せるのではなく、いかに決められたコストの中で最高の結果を出せるかを常に考えています。

医療活動の一貫ともいえる「医院設計」

また、クリニックデザインはドクターの医療活動をお手伝いできるように考えなくてはならないと思っています。

患者様が快適に、不安なく過ごせることはもちろん大事なことです。特に、待ち時間が把握しにくいクリニックならなおさらです。

ですが、クリニックで過ごす時間が長いドクターや、スタッフの居心地の良さも同じくらい大切なのです。

ドクターやスタッフは、毎日同じ場所へ出勤し、そのクリニックの中で働き、過ごすわけですからストレスが無く快適に働けるという場所である必要があります。

これは、クリニックでなくても同じことが言えるでしょう。

働く環境というのは皆さんも大事にしているのではありませんか?共に働くスタッフなどの人間関係がどんなに良くても、居心地の悪い落ち着かない場所で働くというのは、少なからずストレスが蓄積されていくものです。

働くことにおいて何かしらのストレスは必ずついてくるものですが、環境や施設によって幾分かのストレスは軽減できるものだと思います。

その場所に集うすべての人に合わせたデザイン作り

そのように武内デザインオフィスでは、医療活動において医院設計やクリニックデザインの面から、出来る限りのお手伝いを出来ればと考えています。

また、受付だけではなくクリニックの待合室も同じです。患者様がクリニックに入り、初めに待機する場所である待合室はクリニックの顔でもあります。

そういったクリニックの顔ともいえる待合室ですから、殺風景でいかにも「病院」というような無機質な印象は取り除きたいと考えています。

無機質で殺風景な状態は、シンプルでクールという印象を与える反面、物悲しさや冷たい印象を人に与えてしまいます。クリニックにおいてそのようなイメージは、あまり良いと言えずマイナスでしょう。

クリニックの待合室がいかにも病院というような殺風景な場所だと、まだ会っていないドクターの印象もそのようなものに植え付けられてしまいます。会ったことのない人に体や心の不調を任せるという事は誰だって不安ですよね。

まだ見ぬドクターを想像しながら診察を待つ患者様の気持ちは、殺風景で冷たい環境が拍車をかけ、不安感が募るでしょう。そのようなことが無いよう考えて設計、デザインする必要があります。

また待合室は、椅子やソファーなど患者様が使う部分にも気を配ります。配置する場所も、患者様の目線になって色々な角度から事細かに考えることが大切です。

例えば、産婦人科と小児科の椅子が同じようなものでは使い勝手が異なるので、患者様への配慮が足りないでしょう。いつでも、それぞれの立場から考えることが大事です。

そのように、武内デザインオフィスでは医院デザイン100件の実績を生かしてドクターと患者様に寄り添って設計しております。開業後のドクターからのクレームは、今までゼロで続けていられるのもスタッフや協力業者との連携があってこそでしょう。

武内デザインオフィスでは、デザインワークだけではなく格段に素敵なものを造れるよう常に追求しております。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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