開業する前に知っておきたい…歯科医院設計のポイントとは

歯科医院を開業する前に、知っておきたい歯科医院設計のポイントをご紹介します。

さらに、歯科医院開業までに考えておきたいこと・やるべきこともご紹介するので、ぜひ参考にしてください。

歯科医院開業までに考えておきたいこと

歯科医院の構想

まずは、どのような歯科医院にするのか、先生の理想を考えましょう。また、得意分野やこれまでの経験を活かせることは何か、じっくり考えます。

さらに以下のポイントについても考えると良いでしょう。

  • どのタイミングでオープンするのか(勤務先との契約期間はどうなるか)
  • 準備にどれくらいの期間が必要か逆算する
  • 資金の準備はどのくらいか、軌道に乗るまでの資金計画について考える

歯科医院の立地

次に理想する歯科医院を実現するためには、どのような立地が必要かを考えます。

集客しやすい駅の近くか、商店街の中か、ふらりと入りやすいショッピングセンターの中、はたまた生まれ育った地元の町などじっくり考えましょう。

また、その候補地の来患予想もしておきます。

歯科医院の設計と施行

歯科医院の設計や施行は、通常の事務所や店舗と少し違います。

土地からか、それともテナントからか、また、先生や働くスタッフが使いやすい設計かどうか考えます。

さらに、内装施工業者の選定にも注意が必要です。どれくらい予算をかけることができるのかを考えながら業者を選びましょう。

歯科医療機器の選定と搬入

次に、先生が診療するために必要な機器を考えます。

診療台は何台必要か、レントゲンはアナログかデジタルか、それともCTなのか、費用対効果も考えながら選定します。

歯科医院のPRとスタッフ採用

歯科医院が開業するということを多くの方々に知らせることも重要です。

今は沢山の方がインターネットで情報を集めているので、ホームページを作った方が良いでしょう。

さらに、開業に合わせてスタッフも募集します。どんなスタッフと働きたいのか、また、募集方法は何にするのかを考えましょう。

歯科医院開業手続き

歯科医院を開業するは保健所の届け出が必要になります。また、保険診療をするには、保険医療機関への申請が必須になります。

ここまで来たら開業まであと少しです。やり残しが無いようにじっくり考えて行動しましょう。

歯科医院設計のポイント

歯科医院が増えている昨今、いかに他の医院と差別化を図るのかが大切です。

そこで、理解しておきたい歯科医院設計のポイントをご紹介します。

アプローチ

玄関周りや玄関までのアプローチで大切なことは、解放感と安全性です。

できるだけ段差をなくすことはもちろん、スロープには車いす用と歩行用の二つに手すりをつけたり、滑りにくい加工をするなどの配慮が大切です。

また、今後のことを考えて、汚れにくく掃除しやすい材料を使うことも重要になります。常に清潔感のあるアプローチを心掛けましょう。

受付

受付は歯科医院の顔になります。

待合室側からは見やすく、受付の内側はスタッフが働きやすく機能的であることが重要です。

また、患者さんとコミュニケーションをとる受付カウンターは、1,100㎜程度の高さにすると、患者さんが受付するのが楽になります。

さらに、内側の机などへの視線除けにもなるのです。

待合室

待合室は、患者さんがゆっくり過ごせるような雰囲気を作りましょう。広めのスペースを確保し、圧迫感のない作りにします。

また、椅子は玄関に対面しないように配置すること、患者さん同士の視線が合わないように工夫することも忘れてはなりません。

診療室

診療室は、患者さんが快適に治療を受けられるように、南向きの明るい場所にレイアウトすることが理想的です。南向きだと自然光が自然に入り込み、歯の色合わせがしやすくなります。

また、冬になると診療室が暖かくなって快適になるでしょう。

診療室は、窓を大きくとることも大切です。大きな窓から見える外側に植裁し、自然の緑を置くことで、診療で疲れた先生の目を癒す効果が期待できます。

刷掃指導コーナー

今は、患者さんにブラッシング指導などを行う刷掃コーナーを設ける歯科医院が増えています。刷掃コーナーは、明るい清潔感のある雰囲気を大切にしましょう。

小児歯科では、子供がブラッシング指導に集中できるような椅子の高さ、シンクの高さに気を付けます。

院長室&スタッフルーム

質の高い診療をするためには、ゆっくりリラックスできる院長室や心が休まるスタッフルームが必要です。

スタッフの出入り口が受付に近い場所だと、休み時間の急な来院にもすぐに対応できるでしょう。また、スタッフが気兼ねせず休めるように、院長室の場所は医院の奥に設置すると良いですね。

トイレ&洗口コーナー

トイレは、出来るだけ患者さん専用を用意し、男女別々が理想的です。また、トイレの室内には、手すりを設置することもお忘れなく。

受付の近くには、洗口コーナーを設置します。待合室にいる他の患者さんから見えないように、落ち着いた空間を作ることが大切です。

武内デザインオフィスについて

武内デザインオフィスでは、医院設計のほかに歯科医院設計やデザイン、歯科医院改装も行っています。

同じコストの素材や材料を使ってもコーディネート次第で見え方やバランス、雰囲気が大きく変わってきます。武内デザインオフィスでは、予算内でどれだけ良いクリニックをデザインするのかに重点を置いています。

また、単純に良いデザインをするだけではなく、デザインしながら同時に工事コストを調整することのバランスを考えます。

今回ご紹介した歯科医院設計のポイントのほかに、

  • 患者さんが入りやすいクリニックを設計すること
  • 患者さんが落ち着ける空間をデザインすること
  • 素敵なクリニックだったと記憶に残るようなクリニックをつくること
  • ドクターやスタッフが気持ちよく毎日働けるクリニックをつくること

この4つの内容を、後ろから押してサポートします。

患者さんが快適に過ごせる空間をつくることはもちろんのこと、ドクターやスタッフが快適に、ストレスフリーで働ける空間をつくることも同じくらい大切なことだと考えています。

ぜひ、一緒に居心地の良い、また通いたくなるようなクリニックをつくり上げましょう!

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