【科目別】患者様に選ばれるクリニックのデザインとは

現代は、医院やクリニックがどんどん街に溢れている状態です。

そんな時代だからこそ、患者様に選ばれる医院やクリニックでなければいけません。では、選ばれるクリニックであるためには、どのようなことに注意しなければいけないのでしょうか。

今回は、患者様に選ばれる医院やクリニックの特徴を医院設計の面で科目別にご紹介します。

選ばれるクリニックであるために

医療施設において、差別化を図るために重要なポイントは患者様が何をもってクリニックを選ぶのかを把握することです。

これは、自分自身に置き換えて考えると分かりやすいでしょう。

  • あなたはどんなクリニックで診察をしてもらいたいですか?
  • 安心して診察をしてもらえるクリニックとは?

まずは、これをじっくり考えてみましょう。そうして、このクリニックに行きたいと思わせる要素をあぶり出して行きます。それでは、選ばれるクリニックのデザインについて科目別にご紹介します。

内科

内科は、出来るだけ外からの採光を取り入れて明るい空間作りを心がけましょう。待合室は、患者様同士の目線が合わないような椅子の配置にもこだわります。

患者様の緊張や不安をなるべく取り除くために、穏やかな色合いの間接照明や壁にも気を使います。

診察室は、防音扉にしたりとプライバシーを配慮した作りも大切です。エントランスからの動線などにも気をつけましょう。

皮膚科

皮膚科は、今や若い女性やお子様も気軽に来院します。特に若い女性は美容診療目当ての場合も多いです。

そのため、学生や主婦層をターゲットにしたような、柔らかく明るい雰囲気を作りましょう。化粧が出来るスペースの確保や鏡の設置などにも気を配ります。

待合室には、ゆったりリラックスして座れるようなソファーなどを置きましょう。受付から診察室、処置室までのスタッフ動線が最短になるようにこだわることも忘れてはいけないですね。

メンタル

メンタルクリニックの場合に気をつけたいのは、患者様のプライバシーへの配慮です。特に待合室では、患者様同士が目を合わすことなく過ごせることが大切です。

メンタルクリニックは、緊張感を少しでも解きほぐすための配慮が必要です。クリニックデザインでは、穏やかな気持ちになれるような工夫をします。

廊下や柱に、緩やかなカーブをつけて柔らかい雰囲気を出すことも工夫の一つです。家具はなるべく木製のものを使用し、家庭的で親近感のある優しい雰囲気を演出します。気持ちが不安定になりがちなメンタルクリニックだからこそ、空間全体が柔らかい雰囲気になるように配慮しましょう。

もちろん、実用面もしっかり配慮します。メンタルクリニックとして患者様のプライバシー保護を重視しましょう。会話が漏れるのを防ぐために、壁内にグラスウールを入れるなどの対策をすることも手です。

小児科

小児科は、幼児への対応を1番に考えましょう。

受付には保護者のことを考えてベビーチェアーを置き、受付での対応がスムーズに出来るようにします。オムツ替え用のベビーシートの設置や、トイレ内にベビーチェアーやベビーシートを置くことも忘れてはいけません。

小児科では小学生の患者様も多いので、絵本や漫画などを置くことも頭に入れておきます。たくさん本が収納出来るスペースも確保しておきましょう。

また、待合室にクッションフロアーを使うなど、小さいお子さんが怪我をしにくい床材を使うことも大切です。

小児科では、バギーでお子さんを連れて来られる方も多いため、クリニックの入り口にはバギー置き場を確保することも重要です。

小児科のデザインの色合いは、オレンジやイエローのような暖色系で優しい色彩が良いでしょう。色彩を考えるときは、保育所や幼稚園の色合いや雰囲気をイメージすると良いですね。

産婦人科

最近の産婦人科医院では、豪華なホテルのようなものも多いですが、落ち着ける空間を大切にするならアットホームな雰囲気を大事にした方が良いでしょう。

産婦人科に来られる患者様は、不安とともに大きな期待と夢を持っています。そのため、ほかの診察科目とは異なる特性があるのです。

特に、待合室の椅子やソファーのデザインは重要です。家具メーカーでは、妊婦用の椅子が多く出されています。妊婦さんが座りやすいように工夫してあるので、そういったデザインの良いものを選びましょう。

また、椅子やソファーの色彩は濁りのない綺麗な色がベストです。患者様がリラックスして、出産の準備が出来るように配慮しましょう。

産婦人科の新生児室は、助産師が監視する必要があるため、ナースステーションに隣接して配置します。ガラスには、安全面を配慮して飛散防止フィルムなどを貼ります。沐浴用の乳児バスなどを置く場合も多いため、その配置スペースをしっかり配慮しましょう。

新生児室の前は、ガラス越しに新生児と出会う場所でもあるので、産婦人科の中でも特にほのぼのした空間になります。そのような雰囲気を邪魔しない空間作りを心がけましょう。

まとめ

クリニックのデザインは、内科系や産婦人科、小児科、皮膚科、そしてメンタルクリニックなど診察科目によって重要視するべきポイントが異なります。また、診察科目によってクリニックの診察室の医療設備や機能性なども異なります。

そのため、診察科目によって診察室のレイアウトやコンセプトをしっかり考えたデザインをすることが大切です。

初めて手がける診察科目の医院設計をする際は、まずは医療設備の種類や診察の内容などをしっかりヒアリングして、詳しく調べることを怠らないようにしましょう。

武内デザインオフィスでは、医院やクリニックの設計、デザインから歯科設計やデザイン、そして改装リフォームなども行っております。医院デザイン実績100件を超える経験を生かし、ドクターが思う最高のクリニックを設計いたします。

患者様が快適に過ごせる空間を作ることはもちろん、ドクターやスタッフも快適でストレスなく働ける空間作りを目指しています。

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