クリニックを開業することのメリット・デメリットとは?

医院設計の前に、まずは開業するにあたって考えておきたいメリットとデメリットについて見ていきましょう。

開業後に失敗しないためにも、何を検討すればよいのか、よりしっかり考えていくことが大切です。ここでは、クリニック開業のメリットとデメリットをご紹介します。

開業前に考えること

まずは、開業前に以下のポイントについてまとめておきましょう。

なぜ開業するのか?

  • 自分の裁量で仕事を自由に行いたい
  • 医局の人間関係に振り回されたくない
  • 勤務医では不可能だった独自の診療スタイルを実現させたい
  • 生まれ育った地域に医療を通して貢献したい
  • 今より多くの収入を得るため
  • 親が開業しているのでその事業を継承する

開業するにあたって増える責任や負担

  • 代診などの代わりがいない
  • 集客や増患などの対策を自分で行う必要がある
  • 患者からの訴訟に対して全面的に矢面に立つ必要がある
  • 経営者として資本金の負担が発生する
  • 従業員の労務管理を行う必要がある

開業のメリット

収入が増える

開業することで一番のメリットは収入が増えることだと言えるでしょう。勤務医は給与収入、開業医は事業収入となり、開業医は勤務医の収入の1.7倍もの差があると言われています。

また、開業医は自分の頑張りがダイレクトに収入となって現れるのが魅力です。努力してできるだけお金を稼ぎたいという方には大きなモチベーションにつながります。

やりがいが大きい

また、開業医になることで自分の医院が持てるようになります。これは、その後の成功や失敗はともかく、大きな達成感となるでしょう。

建物が出来上がり、オープンという日には感慨深い気持ちになるでしょう。希望の場所で自分のスタイルで診療ができ、患者様の命を救えるということは仕事へのやりがいやモチベーションにつながります。そして、自分の医院では自分がトップであり、自分の理想を追求できることは何よりのやりがいと言えるでしょう。

働き方が自由になる

勤務医では、働く労働時間や日数などが細かく決められています。しかし、開業することで自分の好きなペースで仕事を進められるのです。

そのため、急な手術などの対応や休日でも病院から電話がかかって呼び出されることなどの負担が軽減されます。勤務医は、常に緊張状態であった生活が開業医となることで大きく変化するでしょう。

のびのび診療ができる

自分のクリニックなら、完全にオフの日を作ることもできます。病床を持たない診療所では、入院患者様に頭を悩ますこともないでしょう。また、休日は好きに過ごせて自由に旅行だって行けます。

こういった自由度の高さは、開業医の大きなメリットと言えるのではないでしょうか。

また、勤務医は定年が決まっていますが、開業医は自分が健康である限りいつまでも働き続けられます。このように、勤務医特有のストレスから解放されるのも開業医のメリットです。

1人1人に向き合った医療が可能

開業のメリットは、自分の理想をとことん追求できるという点です。

大きな病院で勤務していれば、自分の理想よりも病院全体の理想、利益や方針などに従う必要があります。その中で、自分の理想を追求することは不可能です。

しかし、開業医なら自分の理想に沿った経営が可能となります。おそらく、医師としてたくさんのやりがいを感じられると思います。患者様1人1人に向き合った医療ができるのも、開業医としての大きなメリットと言えるでしょう。

開業のデメリット

メリットが多い開業医ですが、メリットがあれば必ずデメリットも存在するのを忘れてはなりません。

デメリットとして考えられるのは、コストがかかるという点です。新規で開業する場合、土地の購入や建物の建設、機器の導入など様々な資金が必要となります。すべて一から始めるとなると、これは最低限かかるものです。

また、集患対策も自分で考えなければならないので、頭を悩ませる方も少なくありません。クリニックは、評判や口コミによって大きく左右されるものです。新規開業はまだ良くも悪くもない状態なので、医師がどのような人間かというポイントも細かくチェックされるでしょう。

さらに、開業するまでにある程度の時間を必要とする点もデメリットと言えるかもしれません。すべてがスムーズに進むとしても、既存のクリニックを継いで開業する継承開業より多くの時間がかかってしまいます。

ほかにも、経営に直結する課題やデメリットはいくつか出てくるでしょう。開業前には、メリットだけでなくこのようなデメリットをしっかり考えておくことが大切です

まとめ

開業医は、医療面だけではなく経営の腕も問われることとなります。

たくさんの患者様に来てもらうためには、勤務医のときよりもすべきことが多くなります。日ごろの頑張りや努力によってたくさんの患者様に来てもらえば、それだけクリニックも儲かります。それが、ダイレクトに収入へと影響するので、より患者様の目線に立った医療や経営を行うと、収入もそれに合わせてどんど増えていくでしょう。

また、勤務医時代には気づくことができなかったポイントにも気づくことができるでしょう。

それが、医師として大きく成長できるポイントにつながります。このように、お金だけではない価値としての報酬も得ることができるのが開業医の大きなメリットです。

武内デザインオフィスでは…

武内デザイン事務所は医院デザイン実績100件を超える経験を生かして、ドクターが願う最高のクリニックを設計いたします。
開業後のドクターからのクレームがゼロを続けられているのは、スタッフ・協力業者との連携があってこそだと思っています。
デザインワークだけではない、”Something else”を常に追及しています。

医院設計、クリニックデザインにおいて武内デザイン事務所が大切にしているポイントが4つあります。

1, 入りやすいクリニックを設計する事
2, 患者様が落ち着ける空間をデザインする事
3,「素敵なクリニックだった」と記憶に残るクリニックを造る事
4, ドクター、スタッフが気持ち良く働けるクリニックを造る事

良いクリニックデザインとは、この4つの内容で「ドクターの医療活動を後ろから押してお手伝いするようなもの」
だと武内デザイン事務所は常に考えています。

患者様が快適に過ごせる空間を造るという事はもちろんですが、ドクターやスタッフも快適でストレスなく働ける空間を造る事も同じぐらい大切な事だと思います。

開業後はぜひ医院設計としてサポートさせてください。

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