クリニックの開業や内装工事に関する注意点

居心地の良い空間には自然と人々が集まるものです。
現在経営されているクリニックそのものを見直し、ドクターご自身やスタッフだけでなく患者様が過ごしやすい空間を造ることはクリニックの経営安定へと繋がります。これから開業される場合には、今後長くクリニックを経営していくために快適な空間を造る必要があります。
最も重要なのは揺るがないコンセプトや診療方針ですが、建物を見直すということが経営の転機になることもありますし、これから開業される場合には開業後のクリニックの経営を大きく左右することにもなるのです。
今回は、開業を検討されている方や内装をリフォームしようと検討されている方のために、クリニックの開業や内装工事に関する注意点をお伝えしたいと思います。

クリニックの開業の注意点

 クリニックを開業する場合には、どのようなクリニックを目指して運営していくのかを決定し、どこに開業するのかを決定します。
物件選定の前に必ず行うのが「開業する目的」を明確にすることです。
幅広い治療を行うことができるクリニックにするのか、専門性の高い治療を行うクリニックにするのか、小児に特化した医療を提供するのか高齢者のための医療を行うのかなど、経営を続けていくためにも目的を明確にするのです。
 
診療内容によってもメインターゲットとなる患者様が異なりますので、地域性なども考慮して来院患者数の目安が分かればどれくらいの規模の物件にすれば良いのかということも判断しやすくなっていきます。

開業するということはドクターご自身の自分なりのスタイルで患者様としっかりと向き合うことができる空間を造ることができるということです。勤務医時代とは異なり仕事の裁量もご自身で決定でき、コンセプトや診療方針も貫き通すことができます。

一方で勤務医時代よりも更にハードワークになってしまう可能性もあるため、開業後のご自身のイメージを明確に持つことがとても大切です。

 クリニックの内装工事

 クリニックを開業することになれば、まず物件を契約した後にコンセプトを元に改装工事を行う必要があります。
クリニックは一般的な店舗とは異なり、診察や治療を効率よく正確に行うことができる設備が備わっている必要があり、医院設計のノウハウがある業者に依頼する必要があります。
契約した物件はもちろんそのままでは使用することはできませんので、開業できる状態になるように待合室なども設け、内装工事をする必要があります。
既にクリニックを運営している場合には、不便な部分や劣化した部分を改善するためのリフォームを行う必要があります。
また、クリニックを開業するのに必要な内装工事にはどのようなことに注意すべきなのでしょうか。

 重要なのは「清潔感」

一言でクリニックと言ってもその形態はさまざまで、眼科や歯科、内科や耳鼻科、レディースクリニックや美容外科クリニックなど診療科目もさまざまです。

クリニックという医療行為を行う場所である以上、最重要と言っても過言ではないのが「清潔感があること」です。身体のどこかしらに不安があったりトラブルが起こっている人が集まっている場所というイメージではなく、明るくて精神的にも癒される空間を目指すことが重要となります。

一般オフィス等とは異なる電気設備工事

どの診療科目のクリニックを開業するのかによっても必要となる機器や設備が異なりますが、いずれの診療科目でも医療機器を設置することになるため電気設備の工事は必要不可欠となります。

電気設備を整える必要があることから一般的なオフィスや商業店舗などの内装費と比較すると比較的高額になりますが、クリニック内でさまざまな医療機器を利用することになるので、ブレーカーが落ちてしまうなどのトラブルを回避することができるため安心です。

使用する医療機器に対応したコンセントを、診察室内に置いての配置を考慮して設置することで医療機器を利用しやすい快適な空間になります。

費用を抑える居ぬき物件にも注意

前回物件を利用していたのが同業者の場合、内装や設備などをそのまま利用することができる(居ぬき物件)ケースがあります。

新規で購入するよりも費用をかなり抑えることができる可能性もありますが、以前入っていたクリニックの印象を受け継ぐことにもなりますし、費用だけを考慮して居ぬき物件を選択しないように注意しましょう。

居ぬき物件でほとんどリフォームの必要もないからと安易に契約してしまうと、設備や内装などの老朽化が進んでいることもあり、結果として改装費用がかさんでしまうこともあります。

下調べを綿密に行い、開業しても問題ないかをきちんと確認した上で契約しましょう。

 将来を見据える

開業時には資金などの制約があることから内装や医療機器などによる出費を最小限に抑えることもあります。

しかし今後クリニックの経営が軌道に乗り、設備を増やしたりブースを増やしたりする場合には、物件そのものが手狭になる可能性もあります。軌道に乗ってから広い物件を購入し直したり、拡張のために土地を購入するとなればさらに費用がかさむことになります。

開業する際やリフォームする際にはこれからのことを考え、余裕のあるスペースのある物件を選定し、壁などで仕切っておくと大変便利です。

節約ばかりを考えるのではなく、今後のクリニックの経営規模などもしっかりと考慮した設計をしましょう。

まとめ

武内デザインオフィスは医院デザイン実績100件を超える経験を生かして、ドクターが願う最高のクリニックを設計いたします。
開業後のドクターからのクレームがゼロを続けられているのは、スタッフ・協力業者との連携があってこそだと思っています。
デザインワークだけではない、”Something else”を常に追及しています。

医院設計、クリニックデザインにおいて武内デザインオフィスが大切にしているポイントが4つあります。

  1. 入りやすいクリニックを設計する事
  2. 患者様が落ち着ける空間をデザインする事
  3. 「素敵なクリニックだった」と記憶に残るクリニックを造る事
  4.  ドクター、スタッフが気持ち良く働けるクリニックを造る事

良いクリニックデザインとは、この4つの内容で「ドクターの医療活動を後ろから押してお手伝いするようなもの」
だと武内デザインオフィスは常に考えています。

患者様が快適に過ごせる空間を造るという事はもちろんですが、ドクターやスタッフも快適でストレスなく働ける空間を造る事も同じぐらい大切な事だと思います。

開業前の医院設計やデザインはもちろんのこと、クリニックのリフォームなども是非武内デザインオフィスにご相談ください。

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