クリニックをテナントとして開業するためのポイント

クリニックの開業をすすめるために、物件選びは大変重要なことです。どんなに良い立地が見つかっても、物件によっては、クリニックの開業に向いていない場合があるのです。ここでは、テナントでクリニックを開業する際のポイントをご紹介します。

クリニックの開業を検討中の方はぜひ参考にしてくださいね。

物件を選ぶ際の必須ポイントとは?

まずは、物件を選ぶ際の必須ポイントについて見ていきましょう。

医療機器の搬入経路

クリニックの内装工事をスムーズに行うために、医療機器の搬入経路がしっかり確保できるか、工事の際にほかのテナント区画に立ち入る必要がないかを確認しましょう。

天井高・電気設備

医療機器を設置するためには、天井高は、2,4m程度以上の物件を選ぶことが大切です。また、必要な電気量をしっかり確保するために、電気容量が足りない場合は増やせるかどうかを確認しましょう。

耐震構造やアスベストの有無

テナントなど新築でない場合は、ビルの構造について建築基準法改正にともなう新耐震基準を満たしているのかを確認しましょう。法改正以前のものでも、耐震補強工事がしっかり施されているのなら問題はありません。また、古い物件の場合は、アスベストの使用の有無も確認しましょう。

給排水衛生設備

テナントのビルは、トイレなど水回りの衛生設備の排水管の位置が決められています。テナント区画内に衛生器具が設置できていない場合、クリニックの開業が困難な場合があります。

また、給排水設備の設置場所を基準に設置すると、導線が制限されて、使用しにくいレイアウトになる場合があります。さらに、トイレの増設が難しい可能性もあるため、水回りの事情はしっかり確認しておきましょう

消防設備

テナントがある物件は、ビル自体が法律により定められた消防設備が必要になります。そのため、各部屋に自動火災報知機や避難口誘導灯を増設することが大切です。

大型の建物の場合は、各部屋ごとにスプリンクラーを設置する必要がありますが、クリニックにおいては手術室や分娩室に火災発生時にスプリンクラーが作動することによって、二次的被害が生まれる可能性がある場所は、スプリンクラーではなく、補助散水栓などを設置する必要があります。

医師が物件を選ぶ際に注意したいポイント

それでは、実際に医師が物件を得選ぶ際に注意したいポイントについてご紹介します。

看板に関係する制限の有無

テナントの場合は、宣伝や広告に制限が設けられる可能性があります。条例で、一定規模のビルを対象にカッティングシートや袖看板の広告を禁じることや、デザイナーズビルなど、外観のイメージにこだわるオーナーが看板を禁止するケースもあるのです。

これは、患者様にとっての利便性や視認性の点でマイナスポイントとなるでしょう。物件を借りる際は、必ず、宣伝や広告に関係する制限について詳しくチェックしましょう。

同じビルに入居している業種を確認する

商業ビルのテナントは、集患しやすいイメージがあるかと思いますが、上の階や下の階のフロア、同じフロアにとって望ましくない業種が入ると逆効果になってしまいます。そのため、物件を選ぶときはほかのテナントをしっかり確認するようにしましょう。

契約時に、特約事項として「クリニックと相容れない業種を入居させない」ことを賃貸借契約書にしっかり明記させるのが望ましいです。しかし、無理な場合は、フロア数が少ないビルを選ぶことがおすすめです。また、ワンフロアあたり1テナントしか入居できないビルもおすすめです。

将来的に設備を拡大できるか

クリニックの開業時は、資金の制約から内装、医療機器などを最小限に抑える必要があります。しかし、経営が軌道に乗り始め、設備を徐々に増設する場合は、物件が手狭になる可能性があります。そのため、物件を借りるときは将来を視野に入れて、大きめの物件を選んで壁などで仕切っておくと便利になります。

しかし、利用していない部分の賃料を払うというデメリットもあるので注意しましょう。ほかには、マンションの一階部分の商業スペースのテナントだと、将来、院長室やスタッフルームを上階に移動し、スペースを広げることもできます。

テナントならではの注意点をチェックしよう

商業ビルでクリニックを開業すると、集患がほかに比べて楽なイメージがあります。しかし、ほかのテナントの業種よりクリニック経営に支障がある可能性もあるのです。

また、物件の広さや立地だけではなく、水周りや口調に関連する部分の確認も必要となるでしょう。より専門的な視点も必要なので、内覧する際は、クリニック設計に慣れている建築士などに同行してもらうと良いでしょう。クリニックをテナントで開業するときは、より慎重に周りの環境や物件の状態をしっかり見極めるようにしましょう。

武内デザインオフィスでお手伝い出来ること

◎武内デザイン事務所は医院デザイン実績100件を超える経験を生かして
ドクターが願う最高のクリニックを設計いたします。
開業後のドクターからのクレームがゼロを続けられているのは、スタッフ・協力業者との連携があってこそだと思っています。
デザインワークだけではない、”Something else”を常に追及しています。

◎ 医院設計、クリニックデザインにおいて武内デザイン事務所が大切にしているポイントが4つあります。

1, 入りやすいクリニックを設計する事
2, 患者様が落ち着ける空間をデザインする事
3,「素敵なクリニックだった」と記憶に残るクリニックを造る事
4, ドクター、スタッフが気持ち良く働けるクリニックを造る事

良いクリニックデザインとは、この4つの内容で「ドクターの医療活動を後ろから押してお手伝いするようなもの」
だと武内デザイン事務所は常に考えています。

◎ 患者様が快適に過ごせる空間を造るという事はもちろんですが、
ドクターやスタッフも快適でストレスなく働ける空間を造る事も同じぐらい大切な事だと思います。

テナントを利用してクリニックの開業する際は、ぜひ武内デザインオフィスにご相談ください。一緒に素晴らしいクリニックを作り上げましょう。

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)