医院設計とは

【眼科編】クリニックデザインのポイント

クリニックデザインの中でも、今回は眼科についてご紹介します。

眼科はクリニックの中でも多くの医療機器が導入されるので、そういった面も考慮しなければなりません。それでは、眼科クリニックのデザインをご紹介します。

眼科クリニックのデザインとは

眼科クリニックでは検査機器が多いため、ほかの診療科のクリニックより動きが複雑になります。眼科では、主に診察や検査、処置室などが必要です。

また、それに伴って対応する平面計画もほかの診療科より複雑になるのです。

眼科クリニックでは、視力検査を行うスペースで患者様が渋滞しないように配慮したり、暗室内検査へ患者様を誘導するための導線などをチェックしておく必要があるでしょう。また、白内障などの日帰り手術に対応する施設を併設する場合、手術室や手術前室、準備室やリカバリールームなども必要になります。

こういったポイントを踏まえると、さらに設計の構成が複雑化するでしょう。

眼科クリニックのデザインのポイント

それでは、眼科クリニックのデザインにおけるポイントをご紹介していきます。どれも設計に必要になるポイントなのでぜひチェックしてください。

レイアウト

内装や建築の時間軸と新しい検査や治療機器などの進化のスピードが合わなくなることはよくあります。そのため、クリニックの中のLAN配線や検査機器、電源配線のレイアウトは変更しやすい設計にしておきましょう。

たとえば、電子カルテのサーバーと検査機器のLAN配線をサーバーから機器の間の通線を簡単に変更できるように、システムフロアを使って壁面にメンテ用点検口を設置します。しかし、視覚障害の患者様や高齢者の患者様が多い眼科は、安易にスロープや段差を使わないように気を付けましょう。

手術室

眼科に手術室を併設する場合は、手術日と診療日が同じなのかどうかによって計画が変わります。

同時進行で行う場合は、複数のドクターが対応することになります。もちろん、その点についてもしっかり考えなくてはなりません。1日の手術数と手術時間を考え、リカバリールームの数や患者様の受付や待合室なども検討しましょう。

また、感染症の予防のために手術室のクリーンルーム化は欠かせないポイントです。クリーン度の選定については、「クラス10,000」が多くの施設での指針となっています。

さらに、手術室の中のメンテナンスを簡単に行える工夫や、手術中にドクターが一人でも室内をコントロールできる仕組みを取り入れることもポイントとなります。

手術する患者様にとって、日帰り手術であってもストレスやプレッシャー、不安、緊張感を受けるということを忘れてはなりません。こういった患者様の気持ちを緩和する工夫は、クリニックデザインにとって大切なものです。眼科のクリニックデザインは、安心・安全であることに加えて、体に優しい環境つくりやリラックス感を軸にして計画を立てることが大切です。

アメニティ

では、眼科のクリニックのアメニティではどんなポイントが必要となるのでしょうか。

眼科クリニックでは、お子さんから高齢者の患者様まで幅広い年代の患者様が対象になります。そのため、クリニックの中のアメニティの方向性は、より公共施設のようなスタンスがあっていると言えるでしょう。

化粧室内のベビーシートやメイクルーム、車いす対応のトイレは必ず必要です。また、クリニックの中の検査室やトイレへの案内サインは、眼帯をしている患者様や白内障の患者様を意識する必要があります。そのため、だれにでも認識できるサインを計画しましょう。

眼科クリニックの開業ポイント

つづいて、眼科クリニックを開業するためのポイントについて見ていきましょう。

眼科の場合、引きうける治療範囲をどう設定するのかでリッチ選びやクリニックの設計、導入する医療機器などが大きく変わってきます。また、最近の眼科クリニックの増加によって、ほかのクリニックとどう差別化するべきかをしっかり考える子ことが大切です。

開業時に行う検査や診療の選択について

開業時の医療機器を検討するときに、最も考慮しなければならないポイントは、白内障などの手術を行うかどうかです。通常では、手術用の機器をそろえる際には手術を行わない場合に比べ、2,000~3,000万円程度のコストが上がります。

クリニックの面積においては、レーザーの治療レベルだと30~40坪前後です。それに比べて手術を行う場合は50坪前後必要となるでしょう。

さらに、レーシックの手術を行うとなると全体像が一気に膨れ上がります。しかし、レーシックは大手の眼科クリニックでも苦戦が続いている状態です。そのため、個人でのレーシックの単独開業はおすすめできません。

選ぶべき開業地

眼科クリニックでは、老若男女、幅広い年齢層の患者様をターゲットにすることができるでしょう。

お子さんであればプールの授業などで結膜炎になったり、学生さんであればコンタクトの処方が増えてきます。また、高齢者であれば高い確率で白内障の症状が現れるでしょう。

そのため、眼科クリニックの医院開業は幅広い年齢層の患者様を取り込みやすい、家族が多く住んでいる住宅地エリアがおすすめです。

まとめ

いかがでしたか?

眼科クリニックにおける医院設計は、十分に理解出来ましたか?

武内デザインオフィスでは、医院設計のほかに歯科医院設計やデザイン、歯科医院改装なども行っています。

同じコストの素材や材料を使ってもコーディネート次第で見え方やバランス、雰囲気が大きく変わってきます。武内デザインオフィスでは、予算内でどれだけ良いクリニックをデザインするのかに重点を置いています。

また、単純に良いデザインをするだけではなく、デザインしながら、同時に工事コストを調整することの「バランス」を考えています。

武内デザインオフィスでは、今回ご紹介した医院設計のポイントのほかに、以下のことを重視しています。

  • 患者さんが入りやすいクリニックを設計すること
  • 患者さんが落ち着ける空間をデザインすること
  • 素敵なクリニックだったと記憶に残るようなクリニックをつくること
  • ドクターやスタッフが気持ちよく毎日働けるクリニックをつくること

この4つの内容を、後ろから押してサポートします。

患者さんが快適に過ごせる空間をつくることはもちろんのこと、ドクターやスタッフが快適に、ストレスフリーで働ける空間をつくることも同じくらい大切なことだと考えています。

 

ドクターとスタッフのための医院設計

クリニックの医院設計において、毎日働くドクターとスタッフの目線から見ることはとても大切です。

今回は、ドクターやスタッフから見た医院設計の重要性についてご紹介します。

ドクタールームとスタッフルームはどうあるべきか?

テナント内でクリニックを開業する場合、どうしてもスペースが限られてしまいます。診察室や待合室を優先したレイアウトにすると、ドクタールームやスタッフルームは隅に追いやられ、狭くなりがちです

クリニックの労働環境を考えると、開業後は患者様で溢れて緊張感が走ったり、忙しさで慌ただしくなることが予想できます。そのため、少しでも休める休憩時は、リラックスできる環境が必要となります。ゆっくり休めるスペースでないと、リフレッシュできず、休憩後に力が入らなくなってしまうでしょう。

このような点は、スタッフ雇用や仕事のモチベーションの問題にもつながりますので、医院設計で重要すべき要素でもあるのです。

医院設計をドクターとスタッフ目線で考える

それでは、スタッフとドクターの目線から医院設計のポイントを考えていきたいと思います。

快適な環境にするには

実際にデザインする際に、どこに重点を置くべきかをお話しします。

スタッフルーム

スタッフルームは、場所や状況によっては採光の確保が出来ない場所に配置しなければならないこともあるでしょう。

ですが、たとえ狭くてもリフレッシュ&リラックスするために、できるだけ開口部に面したスペースに配置することが大切です

レイアウトの都合で、どうしても開口部に配置できない可能性もあります。その際は、壁面のデザインや室内の空調、照明などを工夫して、できるだけリラックスできる環境を作る必要があります。

また、スタッフルームではスタッフ達が靴を脱いで横になれるスペースがあると望ましいです。こういった点を考えると、クリニックではロッカーや着替えのスペースとは別に、1.5坪から3坪程度は必要です。また、設計の基準では「スタッフ数×1.5〜1.8平方メートル」で計画しても良いですね。

ドクタールーム

ドクタールームも、スタッフルームと同じように開口部に面して配置することが望ましいです。ドクターは、ドクタールームをクリニックの商談や応接、事務室のように使うことも多いため、最低でも4.5坪は必要でしょう。

また、日帰りで手術を行う場合を考えると、シャワー室を設置するケースがあります。こういった点を踏まえて、クリニックのあらゆるスペースを確保することが大切です。

テナント内でクリニックを開業する場合

一般的なビルテナント内のクリニックでは、ドクタールームとスタッフルームで約7.2坪が必要となります。

そのため、診察室や処置室、レントゲン室、待合室、受付、化粧室、トイレなどを合わせた30坪を加えても、最低でも40坪程度のスペースが必要になるでしょう。

テナントを決める際には、診察室や処置室のスペースより雇用するスタッフの数やドクタールームに何を求めるのか、が実際問題として重要になります。

特に、最近の開業の傾向では、受付の事務員さんや看護師さんの雇用に苦労することが多いようです。こういった労働環境の面で見ても、今後の医院設計は、スタッフルーム、そしてドクタールームの機能面を充実させることが大切です

スタッフの動線を考える

医院設計で重要するのは、待合室やトイレ、バリアフリーなどが多いでしょう。どれも、患者様が気持ちよく過ごせるためにとても大切です。

しかし、毎日忙しなく働くスタッフの動線をしっかり考える必要があります。

どんなに素晴らしい雰囲気を醸し出していても、スタッフやドクターがスムーズに動かない空間では作業効率もモチベーションも上がらないですよね。こういった面もまた、クリニックの快適さを作用するのです。このように、スタッフの動線についても、よく考えて医院設計を進めましょう。

医院設計の目安としては、待合室→診察室→処置室→受付→トイレの順番にスペースを確保していくことが多いでしょう。

そして、余裕があればキッズコーナー→ドクタールーム→スタッフルームの順番に検討するのではないでしょうか。

しかし、診療が問題なくスムーズに行えるためにも、スタッフやドクターが動きやすく、使いやすく動線を考えることも大切です。設計は、希望に合わせて変更が自由にできます。

まずは、毎日緊張感を持ちながら慌ただしく働くスタッフの目線に立って考えてみてはいかがでしょうか

だからといって、患者様の動線を無視しては意味がないので、スタッフ、ドクター、患者様の様々な視線から医院設計をよく考えることが大切です。

これが、開業後の成功につながる大きなポイントと言えるのではないでしょうか。

武内デザインオフィスでできること

いかがでしたでしょうか。スタッフやドクターの目線から見てみると、また新たな発見があったのではないでしょうか。

武内デザインオフィスでは、医院設計のほかに歯科医院設計やデザイン、歯科医院改装も行っています。

同じコストの素材や材料を使ってもコーディネート次第で見え方やバランス、雰囲気が大きく変わってきます。武内デザインオフィスでは、予算内でどれだけ良いクリニックをデザインするのかに重点を置いています。

また、単純に良いデザインをするだけではなく、デザインしながら、同時に工事コストを調整することの「バランス」を考えています。

武内デザインオフィスでは、今回ご紹介した医院設計のポイントのほかに、以下のことを重視しています。

  • 患者さんが入りやすいクリニックを設計すること
  • 患者さんが落ち着ける空間をデザインすること
  • 素敵なクリニックだったと記憶に残るようなクリニックをつくること
  • ドクターやスタッフが気持ちよく毎日働けるクリニックをつくるこ

この4つの内容を、後ろから押してサポートします。

患者さんが快適に過ごせる空間をつくることはもちろんのこと、ドクターやスタッフが快適に、ストレスフリーで働ける空間をつくることも同じくらい大切なことだと考えています。

ぜひ、一緒に居心地の良い、また通いたくなるようなクリニックをつくり上げましょう!

 

【知っておきたい】医院設計に求められることとは?

医院設計に求められることとは、いったい何だと思いますか?

ここでは、医院設計に求められるポイントを詳しくご紹介します。

医院におけるインテリアデザインについても詳しくご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

医院設計に求められることとは?

使いやすいこと

医院設計に求められるポイントとしてまず考えられるのは、機能面です。
クリニックだけではなく、住宅でも事務所でも、使いやすいことはとても大切です。

空調や照明のスイッチが不便な場所にあるととても使いにくく、利用者に負担やストレスがかかってしまいます。クリニックでは、機能面の問題はかなり重要になってきます。

手術室に、照明のスイッチが足元になく、壁面だけだとしたら不便ですし、手間や時間もかかってしまいます。

機能面でのポイントは、インテリアや設計において大変重要な役割を果たすのです。
クリニックの診療方針やスタッフの動き方、患者様の使い勝手に合わせて、色々な角度から機能面を考えることが大切です

人に優しいこと

医院設計において次に注目したいポイントは、人の目や体に優しいことです

クリニックは冷たく無機質なイメージが多いと思います。ですから、余計に癒しの空間としてこだわり、患者様が居心地の良い空間でなくてはなりません。

壁の色や照明の色が目に優しいグリーンや温かみのあるオレンジなら心までリラックス出来るでしょう。待合室で診察を待っているときは、誰でも不安や緊張感がでるものです

医院設計とは、そんな気持ちを和らぐことも必要なのだと思います。

清潔なデザインである

そして、クリニックだけではなく事務所や様々な施設においても言えることですが、清潔であることは大事です

特に清潔感が失われがちな化粧室には、注意が必要です。

化粧室は、利用する人を選ばないユニバーサルデザインが好ましいでしょう。常に清潔でいられるように、手を洗う水洗を自動にしたり、ペーパータオルやハンドドライヤーを設置するスペースも確保する必要があります。

また、化粧室の出入り口には抗菌タイプの材質を使用することが望ましいです。

さらに、待合室にある椅子。患者様の体調が悪いときは、座るだけではなく横になることもあるでしょう。

そのため、清潔感がある汚れにくい素材が良いですね。座り心地にも注意してデザインを考えましょう。

クリニックならではの利便性が重要

医院設計では、レイアウトも重要です。
診察室や検査室、そしてリハビリ室など配置をしっかり考える必要があります。

クリニックでは、診察がなくリハビリ目的だけの患者様も少なくありません。ですから、受付や待合室から診察室、検査室としっかり分かれている構成が望ましいでしょう

このように、患者様の目的によって動線を考える必要があるのです。

また、リハビリを行う整形外科では、患者様やスタッフの人員も多くなります。そのため、ある程度の面積が必要になるでしょう。

リハビリを行う患者様は、足や膝、腰などに痛みを感じている場合がほとんどです。そのため、ほかの診療科より段差をなくし、空間にこだわる必要があります。

待合室や通路の幅に余裕を持たせることはもちろん、車椅子や歩行補助器具などを使用する患者様のための利便性もしっかり考えましょう。

目的によって計画を考える

たとえば、皮膚科は保険診療の皮膚科と自費治療を含んだスキンケアクリニックで、計画が大きく異なります。

保険診療の皮膚科では、光線療法機器などの電気の容量を確認する必要があります。
ほとんどは単相100Vですが、1〜1.5KVAの場合もありますのでチェックをしておきましょう。

レーザー治療は焦げたような匂いが発生することもあるため、処置室の換気に注意しましょう。
特に、排気部分は単独で設置した方が良いですね。また、外部に直接ダクトが出せるような設置にすることも大切です

自費治療のスキンケアクリニックでは、医療施設というよりはエステサロンのような要素が強くなる場合があります。
最近では、若い女性が美容目的でスキンケアクリニックに通うことも多いでしょう。

そのため、プライバシーを重視することも大切です。待合室で患者様同士の目線が合わないように、ソファーや椅子の配置に注意しましょう。

また、メイクを落としたり施術後にメイクをするためのパウダールームの設置も必要です。顔色やメイクアップが分かりにくくないように、ライティングの色温度、電球色・自然光・温白色などに変更できる設備であることも大切です。

クリニックの面積は、保険診療の皮膚科の場合は25〜30坪程度が必要です。
自費治療を含んだスキンケアクリニックの場合は、50坪以上が必要となるでしょう。(処置室の数によって異なります)

デザインやレイアウトは、保険診療か自由診療かで計画が異なりますので、必ず最初に何が目的なのかをしっかり明確にすることが大切です。

まとめ

クリニックのデザインは、内科系や産婦人科、小児科、皮膚科、そしてメンタルクリニックなど診察科目によって重要視するべきポイントが異なります。

また、診察科目によってクリニックの診察室の医療設備や機能性なども異なります。

そのため、診察科目によって診察室のレイアウトやコンセプトをしっかり考えたデザインをすることが大切です。

初めて手がける診察科目の医院設計をする際は、まずは医療設備の種類や診察の内容などをしっかりヒアリングして、詳しく調べることを怠らないようにしましょう。
そして、医院設計に求められていることとは何かをしっかり考えていきましょう。

武内デザインオフィスでは、医院やクリニックの設計、デザインから歯科設計やデザイン、そして改装リフォームなども行っております。
医院デザイン実績100件を超える経験を生かし、ドクターが思う最高のクリニックを設計いたします。

患者様が快適に過ごせる空間を作ることはもちろん、ドクターやスタッフも快適でストレスなく働ける空間作りを目指しています。

クリニックデザインや店舗デザインに関するご相談ならぜひ武内デザインオフィスにお任せください。ドクターの意見を尊重しながら、患者様に選ばれるクリニックを作っていきます。

 

【科目別】患者様に選ばれるクリニックのデザインとは

現代は、医院やクリニックがどんどん街に溢れている状態です。

そんな時代だからこそ、患者様に選ばれる医院やクリニックでなければいけません。では、選ばれるクリニックであるためには、どのようなことに注意しなければいけないのでしょうか。

今回は、患者様に選ばれる医院やクリニックの特徴を医院設計の面で科目別にご紹介します。

選ばれるクリニックであるために

医療施設において、差別化を図るために重要なポイントは患者様が何をもってクリニックを選ぶのかを把握することです。

これは、自分自身に置き換えて考えると分かりやすいでしょう。

  • あなたはどんなクリニックで診察をしてもらいたいですか?
  • 安心して診察をしてもらえるクリニックとは?

まずは、これをじっくり考えてみましょう。そうして、このクリニックに行きたいと思わせる要素をあぶり出して行きます。それでは、選ばれるクリニックのデザインについて科目別にご紹介します。

内科

内科は、出来るだけ外からの採光を取り入れて明るい空間作りを心がけましょう。待合室は、患者様同士の目線が合わないような椅子の配置にもこだわります。

患者様の緊張や不安をなるべく取り除くために、穏やかな色合いの間接照明や壁にも気を使います。

診察室は、防音扉にしたりとプライバシーを配慮した作りも大切です。エントランスからの動線などにも気をつけましょう。

皮膚科

皮膚科は、今や若い女性やお子様も気軽に来院します。特に若い女性は美容診療目当ての場合も多いです。

そのため、学生や主婦層をターゲットにしたような、柔らかく明るい雰囲気を作りましょう。化粧が出来るスペースの確保や鏡の設置などにも気を配ります。

待合室には、ゆったりリラックスして座れるようなソファーなどを置きましょう。受付から診察室、処置室までのスタッフ動線が最短になるようにこだわることも忘れてはいけないですね。

メンタル

メンタルクリニックの場合に気をつけたいのは、患者様のプライバシーへの配慮です。特に待合室では、患者様同士が目を合わすことなく過ごせることが大切です。

メンタルクリニックは、緊張感を少しでも解きほぐすための配慮が必要です。クリニックデザインでは、穏やかな気持ちになれるような工夫をします。

廊下や柱に、緩やかなカーブをつけて柔らかい雰囲気を出すことも工夫の一つです。家具はなるべく木製のものを使用し、家庭的で親近感のある優しい雰囲気を演出します。気持ちが不安定になりがちなメンタルクリニックだからこそ、空間全体が柔らかい雰囲気になるように配慮しましょう。

もちろん、実用面もしっかり配慮します。メンタルクリニックとして患者様のプライバシー保護を重視しましょう。会話が漏れるのを防ぐために、壁内にグラスウールを入れるなどの対策をすることも手です。

小児科

小児科は、幼児への対応を1番に考えましょう。

受付には保護者のことを考えてベビーチェアーを置き、受付での対応がスムーズに出来るようにします。オムツ替え用のベビーシートの設置や、トイレ内にベビーチェアーやベビーシートを置くことも忘れてはいけません。

小児科では小学生の患者様も多いので、絵本や漫画などを置くことも頭に入れておきます。たくさん本が収納出来るスペースも確保しておきましょう。

また、待合室にクッションフロアーを使うなど、小さいお子さんが怪我をしにくい床材を使うことも大切です。

小児科では、バギーでお子さんを連れて来られる方も多いため、クリニックの入り口にはバギー置き場を確保することも重要です。

小児科のデザインの色合いは、オレンジやイエローのような暖色系で優しい色彩が良いでしょう。色彩を考えるときは、保育所や幼稚園の色合いや雰囲気をイメージすると良いですね。

産婦人科

最近の産婦人科医院では、豪華なホテルのようなものも多いですが、落ち着ける空間を大切にするならアットホームな雰囲気を大事にした方が良いでしょう。

産婦人科に来られる患者様は、不安とともに大きな期待と夢を持っています。そのため、ほかの診察科目とは異なる特性があるのです。

特に、待合室の椅子やソファーのデザインは重要です。家具メーカーでは、妊婦用の椅子が多く出されています。妊婦さんが座りやすいように工夫してあるので、そういったデザインの良いものを選びましょう。

また、椅子やソファーの色彩は濁りのない綺麗な色がベストです。患者様がリラックスして、出産の準備が出来るように配慮しましょう。

産婦人科の新生児室は、助産師が監視する必要があるため、ナースステーションに隣接して配置します。ガラスには、安全面を配慮して飛散防止フィルムなどを貼ります。沐浴用の乳児バスなどを置く場合も多いため、その配置スペースをしっかり配慮しましょう。

新生児室の前は、ガラス越しに新生児と出会う場所でもあるので、産婦人科の中でも特にほのぼのした空間になります。そのような雰囲気を邪魔しない空間作りを心がけましょう。

まとめ

クリニックのデザインは、内科系や産婦人科、小児科、皮膚科、そしてメンタルクリニックなど診察科目によって重要視するべきポイントが異なります。また、診察科目によってクリニックの診察室の医療設備や機能性なども異なります。

そのため、診察科目によって診察室のレイアウトやコンセプトをしっかり考えたデザインをすることが大切です。

初めて手がける診察科目の医院設計をする際は、まずは医療設備の種類や診察の内容などをしっかりヒアリングして、詳しく調べることを怠らないようにしましょう。

武内デザインオフィスでは、医院やクリニックの設計、デザインから歯科設計やデザイン、そして改装リフォームなども行っております。医院デザイン実績100件を超える経験を生かし、ドクターが思う最高のクリニックを設計いたします。

患者様が快適に過ごせる空間を作ることはもちろん、ドクターやスタッフも快適でストレスなく働ける空間作りを目指しています。

クリニックデザインや店舗デザインに関するご相談ならぜひ武内デザインオフィスにお任せください。ドクターの意見を尊重しながら、患者様に選ばれるクリニックを作っていきます。

【医院設計を始める前に】知っておきたい空間デザインのコツ

クリニックや医院が増えているうえで求められているのは、医師の技術だけではありません。

来院する患者様が居心地よくいられる空間、そしてリラックスして安心できる空間も求められていると言えるでしょう。

クリニックや医院など、病院にはなるべく行きたくないものです。体調が悪いこともあり、誰だって病院へ向かう時は不安になります。このうような不安を解消するためには、空間デザインにこだわり、工夫することが大切です。

クリニックや医院の空間デザインは、一般的な商業施設などのデザインとは異なります。そこで、今回はクリニックや医院における空間デザインのコツについてご紹介します。

医院における空間デザインのコツとは?

それでは、医院における空間デザインのコツをご紹介します。医院設計を始めたいという方はぜひ参考にしてください。

外観のデザイン

まず考えられるのは、医院の外観デザインです。患者様が通いたいと思う、看板代わりになるようなインパクトのある外観が大切です。

しかし、単純に派手で目立つ物が良いというわけではありません

その街と調和がとれ、医院らしく清潔感があり、その中に医院の存在を上手くアピールする必要があるのです。また、信頼できるイメージがあることも大切です。

医院として診察や設備をしっかり充実させることはもちろん大事なのですが、患者様に足を運んでもらえるような外観をデザインすることも同じくらい重要なことでしょう。

ポイントは、以下の通りです。

【入り口】

  • 初診の患者様でも入りやすい明るくオープンな雰囲気にする
  • 風除室を設けて冷暖房の効率を高める
  • 車いすでの通行を考えた十分な幅を確保する

患者様がリラックスできるデザイン

病院に持つイメージは、多くの方が「怖い」「痛い」というようなネガティヴなものだと思います。そんなイメージの空間から、日常的な要素を取り入れるようなデザインが大切です。

病院は、清潔さや衛生面を強くアピールしようと、どうしても冷たくて無機質なイメージになりがちです。そういったイメージは、患者様により不安感や緊張感を与えてしまう場合もあります。

そこで、入り口や受付などに柔らかくて温かみのあるデザインを取り入れ、少しでも落ち着ける空間をデザインします。

例えば、温かみのある間接照明を取り入れたり、ウッド調のデザインを取り入れます。無機質な空間が、一気に穏やかでリラックスできる空間となるでしょう。そうすることで、患者様の不安や緊張が少しでも取り除かれ、居心地の良い医院となるのです。

また、退屈な待ち時間をストレスなく過ごせる空間作りも大切です。医院において治療時間が長引いてしまうのは仕方がないことなので、患者様が待ち時間を長いと感じさせないような工夫が必要です。それは、親子で楽しめるキッズルームの設置だったり、退屈しないように手に取って読める雑誌や、販促物などの設置など工夫次第で様々です。

【受付】

  • 受付の位置は、受付から待合室が見渡せる場所にあること
  • 観葉植物などを置いて目に優しい空間作り
  • 空間を遮らないオープンカウンターにする

【待合室】

  • 椅子の素材は汚れにくいビニールレザーなどを使う
  • ウッド調などを使った温かみのあるデザインを使う
  • 照明や壁の色は落ち着けるオフホワイト系の色でリラックスできる空間作り

【待ち時間でもリラックスできる工夫】

  • 退屈しないように販促品や配布物などを配置する
  • 親子が楽しみながら過ごせるキッズルームの設置
  • 居心地の良い空間を考えた仕掛けを設置する

バリアフリーなデザイン

また、今後の医院設計に忘れてはならないのがバリアフリーな空間作りです。

医院の入り口には、車いすでの通行を考慮した十分な幅をとることが大切です。そして、あらゆる段差の解消や手すりの設置、車いすを乗った方に使いやすいサイズや位置の把手を使用すること、トイレは車いすの患者様でも使いやすい広いスペースの個室があること、など至る所に細やか気配りができるようにしましょう。

スタッフが働きやすいデザイン

患者様の目線でデザインを考えたら、忘れてはいけないのがスタッフが働きやすい空間作りです。

院内の動線の悪さや収納スペース不足などの失敗はよくあることです。どんなに良いデザインの院内でも、先生やスタッフが使いにくく働きにくい環境では意味がありません。先生やスタッフが動きづらかったり、カルテや医療機器などが収納できないなどの問題があったら困ります。

スタッフの動きを考えた空間デザインを考え、そして、医院で必要不可欠な収納を確保することが大切です。

このように、先生やスタッフがストレスフリーで働くことができる医院設計が成功の近道です。

無駄な設備のないデザイン

よくある失敗として考えられるのは、まったく使用しない設備が出来てしまうことです。設計の際に、流行やデザイン重視で提案されて導入したものの、実際は使わないことが多いという話です。

このように、実用性のない設計はコストの無駄になってしまいます。

また、デザインが気に入って導入したものでも、実際は見かけだけで使いにくいものであったら意味がありません。

まとめ

医院やクリニックの開業やリフォームを考えている先生の治療方針やコンセプトに基づいて、空間デザインの計画を立てることが重要です。

そして、患者様の目線やスタッフの目線に立って、いかにストレスフリーで過ごせるかを重要視しましょう。

クリニックや医院は治療の不安や待ち時間の退屈さなど、どうしてもストレスが多い場所です。そのような病院だからこそ、患者様に寄り添った温かみのあるデザイン、そしてリラックスできる空間作りが必要です。

医院設計や施工相談、物件探しや物件依頼、改装物件などは、ぜひ武内デザインオフィスにご相談ください。豊富な医院設計の実績によるノウハウで、医院開業まで的確にサポートいたします。また、施工コストの面でも先生に喜んでいただけるような提案が出来ると自負しております。

2~3回の平面プランの打ち合わせのあと、当事務所を気に入って頂けた時点での設計契約をお願いしています。設計契約をするまでは、費用は一切発生しません。

どうぞお気軽にご相談ください。

医院設計における色彩のお話

医院やクリニックの設計を行うにあたり、重要視されているのは清潔感があり安全な場であることです。

医師やそこで働くスタッフの方が使いやすい動線であることはもちろんのこと、患者さまにとっても分かりやすい動線であるということが”安全な場”づくりに繋がります。

医院やクリニックは医療行為を行う場であることから、今も昔も「医療を行う場として安全で効率的な空間」であることは必要最低限の条件となっています。

このようにして機能面と効率性を重視して作られた昔からある病院は、”白や青色系の無機質な色合いの病院らしい空間”で、待合室のソファーは万が一の汚れが落ちやすいようにビニール製になっていることが多くあります。しかしその”病院らしいイメージ”の空間が苦手で、足を運びたくなくなってしまう方が多いものです。

ただでさえどこか体調子が優れなかったり、気分があまり良くないというときにいかにも病院という雰囲気では気持ちが滅入ってしまいませんか?

だからこそ最近では機能性や効率の良さを重視するだけではなく、親しみやすさを感じるような安心感のある空間をデザインすることが増えています。今までの白や青系の無機質なイメージを覆す色彩を取り入れたデザインにしてみませんか?

今回は医院を設計する際に重要な色彩に関してのお話です。

デザインにおいて重要な色彩

色彩は、デザインを構成している「形」や「質感」などを同様で非常に重要な要素の一つです。

色にはそれぞれに性質があり、色彩によって私たち人間の精神状態や感情を左右することもあります。医院やクリニックにおける色の選択は、診療に影響を及ぼす可能性はゼロではないということです。

例えば白は健康状態が良好な方から見ると清潔感があってクリーンなイメージに直結します。しかしどこか体調が優れない方にとっては「無」で、最悪の場合「死」を連想してしまう可能性があります。もちろん白が悪いということではありません。使い方や使う位置を工夫したり、清潔感を前面に押し出すデザインにしたり観葉植物を置くなどして空間に工夫を凝らし、全面に白を採用することも可能です。

白だけでなくそれぞれの色には「性質」があり、さまざまなイメージを作り出すのに役立つのが色彩です。どのような色を選択し、どのように使用するかはデザインにおいて非常に重要なのです。

色の持つイメージを活用したデザイン

それぞれの色が持つイメージを利用し、上手く生かした空間デザインを行います。

ピンク系

「銀座フェイスクリニック(美容外科・美容皮膚科)」

こちらはピンク系の色味を主体としたデザインとなっています。

女性患者さま専用のクリニックという特色を活かし、女性らしさの溢れるオシャレで快適な空間に仕上げています。

グリーン系

「明海こどもクリニック」

心が安らぎ、森林を連想するようなグリーン系の色味を採用したデザインです。

カウンターの木肌色との組み合わせで、まるで森の中にいるような心地のよさを表現しています。

優しい色合いと曲線が優しい表情をしているため、入口からお子さまが安心できるクリニックのイメージをしっかりと伝えることに成功しています。

ピンクやグリーンには、人の気持ちを落ち着かせるようなリラックス効果があると言われています。医院やクリニックに行かねばならないという患者さまの精神状態を考慮し、安らぎを与えることができる色彩を採用することでそのクリニックのイメージを演出しながらも快適な空間をつくることができます。

診察室

いずれの診療科目においても、診察室は色を正確に認識できるような空間で、ドクターだけでなく患者さまの目が疲れてしまわないように配慮することがとても大切です。

医師が目で見て診察を行うスペースですから、スムーズに正確な診断ができることがとても重要なのです。

診察室に関しては色彩はもちろんのこと、照明の配置や診察台の配置などの計画も快適な空間づくりに大きく関わってきます。

基本的には皮膚などが正確に確認できること、またドクターやスタッフの目が疲れないこと、患者さまがリラックスできる空間だと感じることができるようにすることが求められます。

診療科目にもよりますが、クリニックのイメージを損なわずに、さらには患者さまの真の目的である診察を適切に行うことができる環境づくりを行うために色彩にかんして考慮することがとても重要なのです。

武内デザインオフィスのクリニックデザインに関する考え

武内デザインオフィスは医院デザインの実績100件を超える経験から得たノウハウを生かし、ドクターの理想のクリニックを設計しています。

多くの実績の中でも、開業後のドクターからのクレーム0で設計をし続けることができているのは、スタッフ・協力業者との連携があるからこそです。

  1. 患者さまが入りやすいクリニックを設計すること
  2. 患者さまが落ち着くことができる空間をデザインすること
  3. 素敵なクリニックだったと記憶に残るクリニックを造ること
  4. ドクターやスタッフが気持ちよく働くことができるクリニックを造ること

この4つのポイントを大切にし、デザインワークだけではない、”Something else”を常に追及します。

武内デザインオフィスの今までのノウハウを生かし、ご依頼頂いたクリニックにとって最良となるデザイン・色彩プランをご提案致します。

まとめ

医院やクリニックの開業やリフォームを考えている先生の治療方針やコンセプトに基づいて色彩の計画を立てることが重要です。

特に地域のみなさんのための個人クリニックなどは、身近な患者さまの診療はふれあいの時間とも言える大切な時間です。患者さまが安心して過ごすことができる空間づくりのためには、その医院やクリニックの”空間”のイメージを作る色彩についてもしっかりと考慮することがとても大切なのです。

壁の色や床の色、ソファーの色などを考慮するだけでなく、素材の組み合わせ方など専門家としてのアイディアをお伝え出来ればと思います。

もちろんご依頼主となるドクターのお好みの色を取り入れることができますので、「その病院らしさ」を表すことになる色彩に関して、最良の答えが出るように一緒に計画を立てましょう。

 

医師のための医院設計と患者さまのための医院設計

クリニックや医院を設計する際には、その施工技術や設備の質の高さはもちろんのこと、そのクリニックや医院で働くことになる医師やスタッフ、そして通院することになる患者さまの視点から見た適切なプランニング能力が必要不可欠となります。

もちろんそこで開業している、もしくはすることになる先生方の医療に対する姿勢、どのようなクリニックを運営していくのかという今後の将来像などをヒアリングし理想的なクリニックの設計を行います。しかしそれだけではなく、開業することになる土地に住んでいる患者さまの声をしっかりと把握し、形にすることが求められるのです。

医療技術が進歩する中で満足の行く治療を受けることだけでなく、リラックスして心地よく治療を受けることができる空間を作ることが医院設計を行っている事務所に求められています。

患者さまの声を理解するためには、患者さまの目線に立つことが大切なのです。

先生方が患者さまから得た知識や今までの経験を踏まえ、独自のノウハウを生かしてプランを考え、医師のみなさまだけでなくスタッフや患者さまから見ても満足のいく医院を目指します。

今回は先生方から見る医院設計と、患者さま目線で見る医院設計についてお話したいと思います。

医師のための医院設計

医院やクリニックを開業するのは先生方です。

医院やクリニックはその経営の主役となる先生方の負担が少ないように、安心して診療や治療を行うことができる環境を設計することができるかどうかはデザイン事務所にかかっています。

理想的な医院を設計するために、まずは先生方の診療や治療の方針を伺い、具体的にどのようなコンセプトで設計していくのかを先生方と設計事務所ができる限りイメージの共有をしていきます。

今まで数多くの医院やクリニックを設計してきてはいても、全く同じクリニックを作るということはまずあり得ません。開業する土地も違えば物件も違い、働いているスタッフも違えば来院する患者さまも違います。

もちろん過去の経験が非常に大事で、実績を自信に変えることは非常に大切なことです。しかし、「こういう時にはこうする」「前はこうしたからそれが正解だ」というように必ずしもパターン化するのではなく、今向き合っている先生のための空間作りとして試行錯誤し、より良いアイディアを生み出していく姿勢でいることが重要です。

だからこそ、その医院やクリニックの治療方針やコンセプトを共有することが非常に重要で、唯一無二の医院設計を行うことができるのです。

先生が快適に治療を行うことができるということは、患者さまの安心を作ることに直結します。

患者さまのための医院設計

医院やクリニックに訪れる患者さまにとって、新しくできたクリニックに行くのは勇気がいることかもしれません。また、もとあった医院やクリニックがリフォームをした場合には、大きな期待を抱いているかも知れません。

”クリニックの顔”となる医院設計デザインは、患者さまの第一印象を左右する非常に重要なものです。

また、患者さまにとってクリニックで診療を受けるまでの時間は、「何も出来ない不便な待ち時間」というマイナスイメージであることが多いようです。そのマイナスイメージになってしまいやすい待ち時間を快適で居心地がいいものに変えることができるような環境を整えることが、医院設計においても重要な課題の一つです。待ち時間の心地よさは患者さまに「また来たい」と思って頂けるかどうかを決める要素になる可能性があります。

待合だけでなく診療中には安心感のある空間づくりのために、照明や色彩にこだわり、プライバシーに配慮した作りを考えることも大切です。

武内デザインオフィスでは、働いている医師やスタッフのみなさまからの視点だけでなく、患者さまの視点からも十分に配慮した最適な設計をご提案し、患者さまにとっても安心感のある空間づくりができるようんい工夫しております。

医師にも患者さまにも安心感を与える空間

医院設計の内装デザインの基本となる壁や天井、床などの素材や色彩選びは、どのようなコンセプトなのかによって大きく異なります。

決められた予算の中で最大限できる限りのご提案をし、先生方に負担がなくベストな選択をして頂けるように努めるのが武内デザインオフィスの重要な役割でもあります。

内装

例えば白を基調としてた空間を作るのであれば、白に直結するイメージの”清潔感”を重視した空間づくりをし、医院のコンセプトに合ったテーマカラーを設定して診療方針を表現するなど、今までの経験を活かしてさまざまなアイディアをご提供します。

医師にとっても患者さまにとっても安心感のある空間にするためには、診療方針に沿った内装を作ることが重要なのです。

照明

医院やクリニックの設計の際に必要なのは、その場所に合った照明の明るさや、患者さんに不快感を与えることのない最適な照明器具です。

特に患者さまの目に見える照明器具や色調には気を配り、治療を受けている際に眩しいと感じるなどの不快な状態にならないように隅々まで配慮します。

上を見たときに直接目に入る照明は間接照明にするなど、予算の中でベストな照明設備になるように工夫をします。

そのほかの工夫

その他もそのクリニックの診療科目によって、男性患者さまが多い、女性患者さまが多い、子どもが多い、お年寄りが多いなどさまざまな特色があります。

それぞれが違う感覚を持っているのは当然のことですので、そのクリニックにいらっしゃる方全員が満足の設備を整えることは難しいでしょう。

しかしなるべく部屋の中で暑さ寒さの偏りがでにくい設計にするなど出来る限りどなたにとっても快適な環境になるように最大限の工夫をします。

コストアップになってしまわないように、同じコストの中で最高の設計をします。

まとめ

医院設計をする際には、医師の目線に立つことはもちろんですが、患者さまから見た医院設計をすることが非常に重要です。

どのような医院にしたいか、どのような空間を作りたいのかということをしっかりと共有し、医院づくりを行いましょう。

 

 

医院設計においての”コンセプト”の重要性

これから開業を考えている先生はもちろんのこと、これから医院のリフォームをしようと考えている先生には、まずはどのようなクリニックにしたいのかということをコンセプトとして考えて頂きたいと思います。

「どのようなクリニックにしたいのか」という根本的な考えは、今後のクリニック運営を左右することにもなりかねない重要なことです。

コンセプトは今後お越し頂くことになる患者さまがクリニックを選ぶ基準になるだけでなく、先生やスタッフのみなさんがどのようなクリニックを経営していくのかという指針にもなります。

万が一コンセプトが良く分からないまま開業してしまえば、医院を経営していくのが困難になってしまうことにも繋がりかねません。

今回は医院設計においてなぜコンセプトが重要なのかということをお伝えします。

これから開業する方も、これからリフォームを検討しているという方も、是非参考になさって下さい。

デザインにおける”コンセプト”とは

コンセプトには、①概念②企画・広告などで全体を貫く基本的な観点・考え方という意味があります。

医院設計においてのデザインとは、「デザインの指針となるための基本的な概念や考え方」ということになります。デザインをすすめる上で頼りになるものということで、コンセプトはデザイン設計において非常に重要な方向性を示すものでもあるということが言えます。

つまり、コンセプトがなければふわっとしたイメージだけでデザインを行わなければならず、先生と医院設計をする業者がイメージの共有ができません。すると目的に応じた施設を作ることが困難になり、完成までに遠回りをしてしまう可能性が高くなります。

医院設計における”コンセプト”とは

では、医院設計をする際のコンセプトとは、いったいどのようなものでしょうか。

コンセプトを決めようと意気込むと、どうしても聞こえが良くて響きが良い物を考えなければならないというプレッシャーを感じてしまう先生が多いものです。しかし簡単に言えば「どういった特徴のあるクリニックにしたいのか」を分かりやすくした言葉にまとめるだけなので、決して難しいことではないのです。

「どういった患者さまに来ていただきたいのか」
「理想とするクリニックとはどのようなクリニックなのか」
「開業することでどのように地域に貢献したいのか」

このように、どのようなクリニックにするのかを先生ご自身の好みや趣味、得意なことや不得意なことを考慮し、客観的に評価した考えを一言でまとめると良いでしょう。

何よりも大事なのは、ご自身にとって分かりやすく、尚且つ患者さまにとっても分かりやすいコンセプトであるということです。明確で分かりやすいコンセプトは、どういった目的で存在する医院で、何を考えて診療をして何を重視しているのかを患者さまに伝えることができます。

医院のコンセプト、つまり医院理念は今後通院して下さる患者さんからの信頼に繋がり、患者さんが医院の姿勢を把握する目安になるのです。

コンセプトの役割

コンセプトが存在するのとしないのとでは、医院設計をすることだけでなく、医院経営そのものに大きな影響を与えることになります。

なぜコンセプトが必要になるのか、その役割を再確認することでその必要性を理解することができます。

後悔しないための指針

開業時にかかる費用はもちろんのこと、開業場所やクリニックの見た目、施設や診療内容などさまざまな要素はコンセプトに基づいて決定されるのではないでしょうか。

特定の分野の診療を行う専門クリニックの場合であれば、その疾患を患った患者さまが通いやすい立地で、同じ診療を行っているクリニックが少ない立地を選びます。そしてその診療科目に応じて必要なスタッフを確保し、医療機器を導入していきます。

しかしコンセプトが先に無い状態で、この場所を借りることができたからこのくらいの診察スペースを設ける、待合室はこのくらいの大きさにすることができる、とその場面ごとに物事を決めていくことになるので、無駄な投資や無駄な時間が発生してしまうリスクが非常に高くなります。

もっと広い待合にしておけば、患者さまがもっと便利で快適に過ごすことができたのに・・・と後悔しても、一度開業してから移転するのはまた大変なことです。

後悔をしないためにもコンセプトをあらかじめ明確にし、最も適した状態を作り上げていくことがベストです。

アピールになる

開業時には医院設計においてのコンセプトが、そのままクリニックのイメージに繋がります。

コンセプトは医院がどのような考えで存在しているのかを外部(患者さまやこれから利用しようと考えてくれる方)に向けてアピールするためのツールになります。

どのような患者さまに来て頂きたいのかということを明確にすることで、患者さまを確保することにも繋がります。

診療時間や休日を設定するのと同じように、コンセプトを決める時にも利用して下さる患者さまのことを考えるのです。

コンセプトを決めた上での医院設計は、なぜこの医院を開き、どのような患者さまに来ていただきたいのかを伝え、医院の存在理由をアピールするのに役立ちます。

スタッフへの指針となる

クリニックに勤めるスタッフには個人差があって当然です。

そのスタッフ全員が同じ考えを持って診療を行うためには、クリニックのコンセプトである医院理念が必要となります。

コンセプトが曖昧なままでは、どのような考えで働いて欲しいのかを伝えることが難しく、スタッフも困惑してしまいます。揺るがないコンセプトを設定することで、医院に合ったスタッフ採用にも繋がり、スタッフがすぐにやめてしまうなどのトラブルを避け、経営をスムーズに行うことに繋がります。

医院を振り返る原点になる

万が一のトラブルや課題が発生したときには、コンセプトがあることで「自分自身が経営しているクリニックには何が重要なのか」ということを明確にし、振り返ることができます。

コンセプトが無ければ自分自身の決定にも自信が持てなくなってしまいます。揺るがないコンセプトを持つことは、医院設計にとってだけでなく医院経営にも関わる非常に重要なことと言えます。

 

コンセプトと言うと難しく考えてしまいますが、そう難しく考える必要はありません。

心地の良いクリニックを作るためにも、今後の医院の運営のためにもコンセプトを考えることから始めましょう。

「開業をしようと思ったら」知っておきたいクリニック開業の流れ

自分の理想のクリニックを開業したいと考えている人は多いのではないでしょうか。

しかし最近のクリニックを取り巻く環境は厳しくなってきています。
そんな厳しい環境だからこそ、開業の際は十分な調査や検討を重ねて事業計画を練り、確実に開業準備を進めていくことが重要になってきます。

そこで今回はどのようにクリニック開業を進めていけば良いのか解説していきます。

開業したいと思い立ったらまずやるべきこと

コンセプトを明確にする

開業を思い立った理由というのはドクターによって「家族」「医局」「労働環境」など様々あります。
しかしこの段階では、まだ開業をする際の理由が抽象的です。

今後、何十年とクリニックを経営していくと考えた場合、開業に憧れるだけでは難しい部分があります。

なので、開業を思い立ったら「なぜ開業をしたいのか」「どのようなクリニックを作り上げたいのか」というコンセプトを明確にしましょう。
そのコンセプトを目標として突き詰めていくことで、ぶれずに開業準備や開業後の経営を行うことが出来るかと思います。

コンセプトの重要性・役割

開業準備を進めていく中や開業後のクリニック経営を行っていく中で、ドクターは様々な決断をしなくてはいけない場面があります。
そんな時に自分の考えの軸となるものがコンセプトです。

例えばクリニックの名称を決める際は、どのようなものにするべきかという正解はありません。
そこで、ドクターの考えているクリニックのコンセプトに合っているかどうか基準を設けることで判断がしやすくなります。

このようにコンセプトがあることによって、判断に迷いが生じにくくなります。

開業の進め方

コンセプトを明確にしたら、いよいよ実際の開業準備を進めていく段階となります。

開業を進めるために必要な業務は多岐にわたります。
ここでは、主な業務をまとめていきます。

①開業地選定

立地調査、診療圏調査、将来性の予測、継承物件の検討

立地の選定はクリニック開業にとってとても重要なポイントとなります。
人通りが多い場所や駅前などの立地は開業に適している場所ですが、他の医療機関もすでにあるかと思います。

他のクリニックとの差別化を図れるような特徴のあるクリニックづくりを行うことも開業を成功させるポイントとなります。

②事業計画を考える

投資金額の決定、収支の想定、損益計算書・キャッシュフロー計算書の作成

事業計画の策定を怠ってしまうと、開業後の経営が苦しくなる可能性が非常に高いです。
近年のクリニックを取り巻く環境は、医療保険制度や診療報酬体系の見直しや医療供給体制の見直し、人口減少、クリニック開院数の飽和などの影響で厳しくなっています。

その中での生き延びていくためにも事業計画は重要なものとなります。

③資金調達

資金調達方法の検討、調達先の選定、金融機関への相談・申し込み・面談など

開業に伴う資金だけでなく、運転資金も必要となります。

運転資金は事業経費に加えて自身の生活費も見積もるようにしましょう。
これらの支出を含めても黒字になるまでの間の資金が必要となります。

不足の事態に対応するために運転資金を追加融資する場合は、金融機関に対して悪い印象を与えてしまいがちで、融資許可が下りない場合もあります。

なので、当初から多めに手当てをし、対応していくようにしましょう。

④内装設計

建物本体工事との調整、設計・内装業者の選定、保健所への事前確認

武内デザインオフィスではこの設計・内装についてお手伝いしています。

医院デザイン実績100件を超える経験を活かしてドクターの想いを反映したクリニックを設計致します。
患者さんにとってもドクター、スタッフにとっても過ごしやすく快適な空間にしていきます。

⑤医療機器の手配

医療機器の選定・発注、設計・内装業者との調整、納入スケジュールの調整、操作方法の指導

医院設計を行う際、医療機器の配置や搬入経路についても図面に落とし込んでいくことが必要になってきます。
医療機器をどこに配置するかにより効率的な動線にも影響を与えます。

さらにレントゲン撮影なども行う場合は、専用の特殊な部屋を作ることにもなるため、専門性の高い設計技術が必要となります。

⑥人事労務・求人

人員計画の策定、就業時間・給料などの検討、各種規定の作成、求人広告、面接・採用・雇用計画

一般的な募集方法としては新聞の折込チラシや求人情報誌、ハローワーク、インターネットでの求人などを利用します。
募集方法によってコストが異なるなど、それぞれの方法に特徴やメリット・デメリットがあるので、費用対効果などを比較し決定するようにしましょう。

選定方法については書類選考・面接などを行う方がほとんどです。

⑦広告宣伝

リーフレット・チラシなどの検討・作成、看板・サインの検討、ホームページの作成

医療機関の宣伝は医療法での規制があるため、その規定を確認してから内容を考えるようにしましょう。

広告可能な媒体は限られていますが、一般的には折込チラシ、ポスティングチラシ、電柱広告や駅看板、ホームページなどがあります。
ものによっては表現方法に限りがあるため注意しましょう。

⑧行政手続き

開業届、保険医療機関指定申請、各種公費申請、消防関連

開業の準備が整ったら開業届など各種申請を行います。

消防署や保健所とも事前相談を行い、スムーズな段取りを行うための段取りや調整も必要となります。

まとめ

同じコストの素材や材料を使ってもコーディネートしだいで見え方やバランス、雰囲気が大きく変わってきます。
武内デザインオフィスでは、予算内でどれだけ良いクリニックをデザインするのかに重点を置いています。

また、単純に良いデザインをするだけではなく、デザインしながら同時に工事コストを調整することのバランスも考えております。

  • 患者さんが入りやすいクリニックを設計すること
  • 患者さんが落ち着ける空間をデザインすること
  • 素敵なクリニックだったと記憶に残るようなクリニックをつくること
  • ドクターやスタッフが気持ちよく毎日働けるクリニックをつくること

この4つの内容を、後ろから押してサポートします。

患者さんが快適に過ごせる空間をつくることはもちろんのこと、ドクターやスタッフが快適に、ストレスフリーで働ける空間をつくることも同じくらい大切なことだと考えています。

ぜひ、一緒に居心地の良いクリニックを作っていきましょう。

医院設計をする際のポイント

自分の医院を開業することは簡単なことではありません。
さらに、医院を設計することも簡単なことではありません。

設計士の方の中にも、医療施設・住宅・マンション・店舗・工場などそれぞれの事務所によって得意分野が異なります。
医療施設は特に専門性が高い設計になるので、その道のプロに相談してみることをおすすめします。

そこで今回は医院設計を行う際に知っておきたいポイントについて解説していきます。

医院設計のポイント

①立地の選定

医院開業にともなって、まず重要なポイントとなるのは立地です。
開業が成功するかどうかは、立地による影響がとても大きいので慎重に選ぶようにしましょう。

開業に必要な立地条件としては以下の4つがあげられます。

  1. 人が多く、集まりやすい地域
  2. 患者さんが通いやすい場所
  3. 競合医療機関ができるだけ少ない場所
  4. 将来性や活気のある地域

具体的に立地を決定するには開業資金や診療方針から最低限必要な広さや環境が確保できる物件であるかが大切です。
すべて理想通りにいくことは難しいですが、出来るだけ理想に近づくように力を入れて探すことをおすすめします。

開業する場所として駅前など人通りも多く、通いやすい場所は人気があるため、すでに他の医療機関が入っていることも多いかと思います。
そんな時は他の医療機関にはない特徴や魅力がある医院づくりが必要となります。

②医院コンセプト・デザイン

次に医院のコンセプトとデザインです。

医院のコンセプト・デザインは、ドクターの診療方針や患者さんに対するサービスクリニックのイメージによって決めていくことが多いかと思います。
また、立地条件や周辺環境との調和、クリニックの在り方にもよって変わってきます。

出来るだけ設計士の方にイメージや理念を詳細に伝えるようにすると、それを反映したデザインになるかと思います。

③計画規模とコスト

クリニックを開業するということは、ドクターが医者としてだけでなく経営者にもなることを意味しています。

そのことを踏まえて、事業計画に裏付けされたコストを導きだすことが大切です。
建設費や維持費をできるだけ抑えるために、可能な範囲で合理化・省スペース・コストダウンを行っていくようにしましょう。

ただしクリニックのポイントとなるところや、重要だと考えている部分にはコスト配分に重きを置いた方がいいかと思います。

④配置

クリニックの立地条件にもよりますが、駐車場を確保しておくことも重要なポイントとなります。
必要と思われる台数を確保したうえで敷地全体をノンプレッシャーに入りやすいデザインにすることも考慮していきましょう。

医院建築のポイント

①玄関

玄関は初診の患者さんでも入りやすいように明るくオープンな雰囲気にすることがベターです。
入口に風除湿を設置すれば空気の流入を抑えることが出来るので、冷暖房の効率も良くなります。

もちろん、車椅子での通行も考慮して十分な横幅をとっておくようにしましょう。

②受付

受付は待合室全体を見渡せるような位置に配置するようにしましょう。
また、空間を遮らないようなオープンカウンターにし、患者さんとのコミュニケーションが取りやすくする工夫も大切です。

最近は電子カルテ化が進んでいるとはいえ、まだまだペーパーレスとはいきません。
なので、資料を保管して置けるバックヤードの収納スペースも十分に確保しておくことをおすすめします。

③待合室

待合室は患者さんがリラックスできるように、光や壁の色、照明など居心地の良い空間づくりを意識するようにしましょう。

また、メンテナンスのことを考え、椅子は汚れがつきにくいビニールレザーなどの素材が良いでしょう。

お子様連れの患者さんのことを考慮すると遊具を置くスペースや、ちょっとした玩具を置くこともおすすめです。
衛生面を考え、手指除菌アルコールなどを設置しておくと良いでしょう。

④診察室

診察室はクリニックの中心部分になります。

効率的な動線がポイントとなるうえ、プライバシーの確保も重要になります。
プライバシー確保のために待合室の間に間仕切りやカーテンを設けると良いでしょう。

⑤処置室

クリニックによっては処置室を設置するところもあるかと思います。

処置室は広くオープンな空間を確保しておき、使用するケースに合わせてカーテンや間仕切りで区切れば個室のようになるので、複数の患者さんを同時に対応することも可能となります。
診察室の隣に配置することによって効率的な動線を確保することも可能です。

⑥トイレ

医療機関のトイレは特に気配りが必要とされます。

男女別はもちろん、洋式が必須となります。
また、車椅子の方でも利用しやすい広いスペースの個室を設置することも大切です。

検体との導線も考慮し、どこに設置するか検討してみましょう。

⑦医療機器設置

ドクターの診療方針によって導入する医療機器の大きさや、必要な電気、設備をメーカーによく確認したうえで実際に図面に落とし込んでいくと良いでしょう。
レントゲンなどの大きな医療機器を設置する場合は、搬入経路の検討も必要となります。

⑧効率的な動線計画

スタッフが効率的に医療業務を行うことと、患者さんが使いやすい医院とするために、設計段階から慎重に考えるようにしましょう。
ドクターやスタッフ、患者さんの動きがスムーズにならなければタイムロスが生まれるため、結果的に患者さんの待ち時間が長くなるなどの問題が発生します。

医療機器の配置なども踏まえ、スタッフの作業の流れや患者さんの移動の流れを考慮し、効率的に動線をプランニングすることが必要不可欠となります。

⑨バリアフリー

これからクリニックを開く場合、バリアフリーは必要不可欠なポイントです。

段差を解消することや手すりの設置など至る所に細かな配慮が必要となります。

⑩メンテナンス

クリニックは建物の用途上、多くの患者さんが来られる他、ドクターやスタッフの方も働くため、より耐久性が必要になります。

建物のメンテナンスや日常的な掃除がしやすいことは必須ですが、待合室に使われる材質などは特に配慮が必要となります。
1年後も10年後も変わらず愛されるクリニックづくりのために定期的な検査やアフターフォローが必要となります。

まとめ

いかがでしたか?

医院設計には考えなくてはいけない点が多くありますが、自分の理想のクリニックを作ることはひとつの大きな目標となりますよね。

武内デザインオフィスでは、医院設計のほかに歯科医院設計やデザイン、歯科医院改装も行っています。

同じコストの素材や材料を使ってもコーディネート次第で見え方やバランス、雰囲気が大きく変わってきます。
なので武内デザインオフィスでは、予算内でどれだけ良いクリニックをデザインするのかに重点を置いています。

また、単純に良いデザインをするだけではなく、デザインしながら同時に工事コストを調整することのバランスを考えます。

患者さんもスタッフも居心地の良いクリニックを一緒に作り上げていきましょう。