クリニックで最も重要とも言えるのは診察室

皆さんがクリニックに行ったときに一番緊張するのは診察室ではないでしょうか。クリニックにとって一番の核となるのも診察室なのです。患者さまが受付を済ませた後に待合室でお待ちになり、診察室に入ります。

診察室に入ったらいよいよドクターによる診察が始まり現状の診断や今後の治療方針について解説が行われます。

クリニックの診察室は最も重要な診断がなされる場所ですが、入口や待合室からは中を確認することも覗くこともできません。

入り口や待合室がとても落ち着くことのできる安心できる空間づくりが出来ていたとしても診察室が圧迫感のある空間になっていてはせっかくの入り口や待合室の素敵な印象が台無しになってしまいます。

ドクターにとっても患者さまにお会いする初めてのお部屋ですのでドクターのイメージ、第一印象と直結してしまいます。

暗くて狭い印象の診察室ではせっかく腕のいい明るいドクターだったとしてもあまり良い印象は残りません。初対面の印象というものは非常に大切ですので清潔感溢れる広い明るいイメージが求められるのです。

診察室はそのクリニックの診察のイメージ、つまりはドクターのイメージやクリニックのイメージを作る重要な場所と言えるのです。

診察室が暗くゴチャゴチャとしている場所であればいくらドクターやスタッフが好印象でもクリニックのイメージがマイナスになってしまいます。ただでさえ身体のどこかに不調がある状態で不安な時にマイナスな印象の診察室に案内される患者さまは委縮してしまいます。

大人ならまだしも小さなお子様がいらっしゃるようなクリニックではその診察室の雰囲気だけで泣き出してしまう子さえいるかも知れません。

あのクリニックは入り口からとてもいい雰囲気で対応も素晴らしいもので先生もとても優しくしてくれていたのに診察室の雰囲気が悪く圧迫感があって、入った瞬間に子どもが泣いてしまったということになってしまったら診察自体のイメージに影響がでてしまうのです。

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天井、壁、床を白の同色と黒色で統一感を出すことで包み込んでくれる様な安心のある空間に仕上げています。

 

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約25坪のあるデンタルクリニックの改修物件の施工例です。このように改装工事でもより一層快適な空間を作ることが出来ます。

デザイン料を含む施工費がおよそ450万、施工期間は約1週間です。

「商業施設のようなインテリアで医療施設をつくりたい」と言う依頼がとても多くなっている中で医療施設でも嫌な思い出が残るものではなく安心で快適だったという温かい思い出が少しでも残るようになればと思うのです。

武内デザイン事務所では、ハイレベルなインテリアデザイン提案をする事はもちろんの事、過去の設計実績で培った商業施設及び医療施設のノウハウで、診療科目それぞれに適したオペレーション提案をいたします。

ドクターの長く居る場所

クリニックの核となる診察室はお仕事をしている以上ドクターが恐らく人生の中で一番長く過ごすことになる場所になる可能性が有ります。

クリニックデザインをする上で診察室は患者さまにとっても重要な場所であることはもちろんのことですが、ドクターにとってもしっかり考えなければならない大事な場所なのです。

ドクターご自身が長く過ごすことになるお部屋ですので、長く居ても落ち着いて診察できる環境で安心の医療を提供するためにも、ドクターのイメージに沿った快適な空間にする必要があるのです。

しかし例えばドクターのお好みの色が複数あったとしてそれを全てクリニックの診察室のデザインに反映しようとしてしまうと、統一感のある落ち着いた空間を作るというのも難しくなる可能性もあるのでしっかりイメージのすり合わせをさせて頂きます。

経営者としてのドクターの役割

勤務医の時代には自分の診察だけに集中するということも可能だったかも知れませんが開業をお考えの方は特にそうですが”経営者にもなる”ということですので診察をしながらもクリニック全体の状況を把握しながら、管理しながらクリニックを運営していく必要があります。

そのことを踏まえて診察室の配置やクリニック全体の配置を考えていく必要があるのです。

診察室は受付のスタッフとしっかり連携を取ることが出来る状態である事がマストです。待合室の状況を診察室内にいても簡単に把握することの出来る状態であれば、万が一のさまざまな事態に対応することが出来ます。

クリニック内の状況を把握しやすい診察室であるということは、受付スタッフもドクターの目が届きやすい環境で働くということになりますので、更に緊張感のある状態で取り組むことが出来るのでクリニックの発展に繋がります。

診察室のドクターがすぐ目が届く環境にあるということはそのクリニックにとっても働いているスタッフにとっても患者さまにとっても安心の環境と言えるのです。

患者さまのプライバシーも考慮する診察室

診察室というのは患者さまのプライベートな空間とも言えます。近年ではさまざまな個人情報の問題が取りざたされていますが、クリニック内にある診察室もプライバシーの部分においても安心感のある場所でないとなりません。

例えばもちろん診療科目にはよりますが受付に入ったときや待合室で待っているときや処置室にいるときに、ほかの患者さんとドクターの診察室での会話の内容が丸聞こえの状態になってしまう状態では気になってしまいますし、自分自身の番が回て来た時も気が気ではありません。

今後も通院したいと思ってもらえるようなクリニックをつくるためにはクリニックをデザインする段階から壁の素材によっての防音性の違いや、患者さまとお話しする方向を考えた上での設計技術が求められます。

診療科目によっては患者さまがさらにプライバシーに敏感な可能性があるのでクリニックの診療科目によっても診察室で注意しなければならないことも違います。

しかし長く通ってもらえるクリニックを作るならば、患者さまのプライバシーを守るということはとても重要なことなのです。

つまり・・・

患者様が落ち着くことのできる診察室はドクターの安心に繋がる

ということになるのです。