2018年 2月 の投稿一覧

クリニックの開業や内装工事に関する注意点

居心地の良い空間には自然と人々が集まるものです。
現在経営されているクリニックそのものを見直し、ドクターご自身やスタッフだけでなく患者様が過ごしやすい空間を造ることはクリニックの経営安定へと繋がります。これから開業される場合には、今後長くクリニックを経営していくために快適な空間を造る必要があります。
最も重要なのは揺るがないコンセプトや診療方針ですが、建物を見直すということが経営の転機になることもありますし、これから開業される場合には開業後のクリニックの経営を大きく左右することにもなるのです。
今回は、開業を検討されている方や内装をリフォームしようと検討されている方のために、クリニックの開業や内装工事に関する注意点をお伝えしたいと思います。

クリニックの開業の注意点

 クリニックを開業する場合には、どのようなクリニックを目指して運営していくのかを決定し、どこに開業するのかを決定します。
物件選定の前に必ず行うのが「開業する目的」を明確にすることです。
幅広い治療を行うことができるクリニックにするのか、専門性の高い治療を行うクリニックにするのか、小児に特化した医療を提供するのか高齢者のための医療を行うのかなど、経営を続けていくためにも目的を明確にするのです。
 
診療内容によってもメインターゲットとなる患者様が異なりますので、地域性なども考慮して来院患者数の目安が分かればどれくらいの規模の物件にすれば良いのかということも判断しやすくなっていきます。

開業するということはドクターご自身の自分なりのスタイルで患者様としっかりと向き合うことができる空間を造ることができるということです。勤務医時代とは異なり仕事の裁量もご自身で決定でき、コンセプトや診療方針も貫き通すことができます。

一方で勤務医時代よりも更にハードワークになってしまう可能性もあるため、開業後のご自身のイメージを明確に持つことがとても大切です。

 クリニックの内装工事

 クリニックを開業することになれば、まず物件を契約した後にコンセプトを元に改装工事を行う必要があります。
クリニックは一般的な店舗とは異なり、診察や治療を効率よく正確に行うことができる設備が備わっている必要があり、医院設計のノウハウがある業者に依頼する必要があります。
契約した物件はもちろんそのままでは使用することはできませんので、開業できる状態になるように待合室なども設け、内装工事をする必要があります。
既にクリニックを運営している場合には、不便な部分や劣化した部分を改善するためのリフォームを行う必要があります。
また、クリニックを開業するのに必要な内装工事にはどのようなことに注意すべきなのでしょうか。

 重要なのは「清潔感」

一言でクリニックと言ってもその形態はさまざまで、眼科や歯科、内科や耳鼻科、レディースクリニックや美容外科クリニックなど診療科目もさまざまです。

クリニックという医療行為を行う場所である以上、最重要と言っても過言ではないのが「清潔感があること」です。身体のどこかしらに不安があったりトラブルが起こっている人が集まっている場所というイメージではなく、明るくて精神的にも癒される空間を目指すことが重要となります。

一般オフィス等とは異なる電気設備工事

どの診療科目のクリニックを開業するのかによっても必要となる機器や設備が異なりますが、いずれの診療科目でも医療機器を設置することになるため電気設備の工事は必要不可欠となります。

電気設備を整える必要があることから一般的なオフィスや商業店舗などの内装費と比較すると比較的高額になりますが、クリニック内でさまざまな医療機器を利用することになるので、ブレーカーが落ちてしまうなどのトラブルを回避することができるため安心です。

使用する医療機器に対応したコンセントを、診察室内に置いての配置を考慮して設置することで医療機器を利用しやすい快適な空間になります。

費用を抑える居ぬき物件にも注意

前回物件を利用していたのが同業者の場合、内装や設備などをそのまま利用することができる(居ぬき物件)ケースがあります。

新規で購入するよりも費用をかなり抑えることができる可能性もありますが、以前入っていたクリニックの印象を受け継ぐことにもなりますし、費用だけを考慮して居ぬき物件を選択しないように注意しましょう。

居ぬき物件でほとんどリフォームの必要もないからと安易に契約してしまうと、設備や内装などの老朽化が進んでいることもあり、結果として改装費用がかさんでしまうこともあります。

下調べを綿密に行い、開業しても問題ないかをきちんと確認した上で契約しましょう。

 将来を見据える

開業時には資金などの制約があることから内装や医療機器などによる出費を最小限に抑えることもあります。

しかし今後クリニックの経営が軌道に乗り、設備を増やしたりブースを増やしたりする場合には、物件そのものが手狭になる可能性もあります。軌道に乗ってから広い物件を購入し直したり、拡張のために土地を購入するとなればさらに費用がかさむことになります。

開業する際やリフォームする際にはこれからのことを考え、余裕のあるスペースのある物件を選定し、壁などで仕切っておくと大変便利です。

節約ばかりを考えるのではなく、今後のクリニックの経営規模などもしっかりと考慮した設計をしましょう。

まとめ

武内デザインオフィスは医院デザイン実績100件を超える経験を生かして、ドクターが願う最高のクリニックを設計いたします。
開業後のドクターからのクレームがゼロを続けられているのは、スタッフ・協力業者との連携があってこそだと思っています。
デザインワークだけではない、”Something else”を常に追及しています。

医院設計、クリニックデザインにおいて武内デザインオフィスが大切にしているポイントが4つあります。

  1. 入りやすいクリニックを設計する事
  2. 患者様が落ち着ける空間をデザインする事
  3. 「素敵なクリニックだった」と記憶に残るクリニックを造る事
  4.  ドクター、スタッフが気持ち良く働けるクリニックを造る事

良いクリニックデザインとは、この4つの内容で「ドクターの医療活動を後ろから押してお手伝いするようなもの」
だと武内デザインオフィスは常に考えています。

患者様が快適に過ごせる空間を造るという事はもちろんですが、ドクターやスタッフも快適でストレスなく働ける空間を造る事も同じぐらい大切な事だと思います。

開業前の医院設計やデザインはもちろんのこと、クリニックのリフォームなども是非武内デザインオフィスにご相談ください。

【歯科編】クリニックデザインのポイント

クリニックと言っても内科やレディースクリニック、眼科や耳鼻科などさまざまな診療科目がありますよね。今回はクリニックデザインの中でも、特に開業されるドクターが多い歯科クリニックについてお伝えしたいと思います。

日本でも歯の健康や歯の美しさを重要視する方が増えているため、今後も歯科クリニックが必要とされることは明確です。しかし歯科クリニックは他のクリニックとは異なる問題も抱えているのが現状ですので、歯科クリニックを開業することを検討している方は是非参考になさってください。

コンビニより多い!?歯科クリニックのデザインのポイント

高収入のイメージが根強くある「医者」という職業の中でも、年々平均年収を下回っているのが歯科医師と言われています。なぜ歯科医師が儲からないのか、、、それは数が増えすぎてしまったからです。

歯科開業医師に関しても収益が悪化しているとも言われており、どこにでもあるような、個性のない歯科クリニックを開業しても長期的に経営していくのが難しいかも知れません。

そうは言っても歯科医師には決して簡単になれるものではありません。もちろん大学は6年間通い、学費も他の分野の医師と同じくらいかかります。私立歯学部の場合では、卒業するまでに3000万円以上の学費が掛かるケースも決して珍しくないのです。その分開業して返済しよう、資金を貯めようと思われるドクターも多く、一定の勤務医時代を経た後には開業する割合がとても高くなっています。

近年ではコンビニの数よりも歯科クリニックの数の方が多いとも言われている時代です。1980年代と比較すると約2倍もの数になっている歯科クリニックの中で生き残っていくためには、患者様に愛され、スタッフが働きやすい医院設計やデザインをすることがとても重要となります。

外観や内装はクリニックの顔

歯科だけに限りませんが、クリニックの外観や内装はまさにクリニックの顔と言えます。来院された患者様が快適であることはもちろんのこと、働くスタッフやドクターご自身が長い時間を過ごす大切な空間ですので、デザイン性だけでなく機能性にも優れている必要があります。

また、外観から通いたくなるような雰囲気を演出できるかどうかはデザインによっても左右されますので、デザイン・機能性共に慎重に検討する必要があります。

歯科医院と言えば白い美しい歯が手に入る場所であるイメージと同時に、どうしても幼い頃から歯科医院は怖い場所というイメージもあるものです。良いイメージはイメージ通りに、マイナスイメージは払拭できるように、クリニックの顔とも言える外観や内装は慎重に検討する必要があります。

外観デザインのポイントとして、患者様を集めるためには視認性や認知性が重要となります。まずは歯科医院であることがパっと見て分かり、その上で入ってみたい、入りやすいと患者様に親しみを感じて貰う事が大切です。

入りやすいエントランス

玄関入り口から受付までの空間は、患者様がドキドキして入ってくる場所です。不安や緊張を感じている患者様が足を踏み入れる最初の場所なので、歯科クリニックのイメージを大きく左右します。

エントランスは緊張感がほぐれるような落ち着いた空間であり、安心できる空間であることでまず最初の信頼を得ることができます。

歯科クリニックならではの動線づくり

歯科クリニックを設計する場合には、入り口と受付との位置関係や、待合室から診察室との位置関係などスムーズな動線づくりがとても重要です。

また、診療に必要となるさまざまな機器のための電気や、うがいなどをするために必要な排水などの設備だけでなく、レントゲン室などの特別な設備も必要不可欠となります。

ドクターや働いているスタッフがスムーズに診察できることはもちろんのこと、患者様の利便性を考慮した動線の良い医院設計を行うことがとても重要です。

患者様がクリニックに抱く印象を作るのは、ドクターやスタッフのイメージだけでなく、動きやすさなどへの配慮がなされていることなども含まれています。スタッフが働きやすく作業を効率よく進めることができると、患者様も安心します。スタッフのための動線はつまりは患者様のためになっているのです。

 内装イメージが集患に繋がる

院内の雰囲気は個室かそうでないかによってもまた異なりますが、歯の悩みは人それぞれなので開業する地域性や年齢層なども考慮して空間をデザインする必要があります。

歯科クリニックはどうしても痛い・怖いというイメージを持つ患者様が多く、あまり行きたくないと思われてしまいやすい場所ですが、清潔感のある明るい内装イメージにすることによって来院しやすい、心地の良い空間である印象を与えることが大切です。

開業後を見据えた医院設計をご提供します

歯科クリニックが多く競合が多い時代に開業する決心をされるドクターには、いかにして他の歯科クリニックとの差別化を図るのかが大きな課題となります。

開業を計画して具体的に準備をしていくためには、歯科クリニックのコンセプトや経営理念などをしっかりと確立していくこととともに、他にはない歯科クリニックの空間をデザインを形にしていくこともとても重要です。

ベースとなるドクターのコンセプトや経営理念、診療方針などを医院設計の段階で表現していくことはデザイン事務所の役割です。歯科クリニックを建築するには専門的な知識はもちろんのこと、他の歯科クリニックとは違うドクターの個性を活かすことが大切です。

開業を成功に導くお手伝いをすることはもちろんのこと、開業後の永い経営を見据えた医院設計を行うことができるよう、武内デザインオフィスはドクターとの連携を大切にします。

武内デザインオフィスは医院デザイン実績100件を超える経験を生かして、ドクターが願う最高のクリニックを設計しています。開業後のドクターからのクレームがゼロを続けられているのは、スタッフ・協力業者との連携があってこそだと思っています。

デザインワークだけではない、”Something else”を常に追及し、医院設計の観点からクリニックの開業のサポートをいたします。

”自分らしい”他にないクリニックを開業する前に重要な事前準備とは

クリニックの開業を思い立ったら…

開業をしたいと憧れを抱き、ついに実現させる時が来たらまず何から取り掛かりますか?

開業を思い立つ理由にはご自身の夢はもちろんのこと、家族のため、医療の発展のため、労働環境を整えるためなどさまざまなものがあるかと思います。

一度開業すれば何十年と長い間クリニックを経営していくことになりますので、その長い道のりを成功させるためには事前準備を十分に行う必要があります。

開業を思い立ったらまずは「なぜ開業したいのか」ということを明確にし、誰のためのどのようなクリニックを造っていきたいのかという揺るがないコンセプトを再確認することがとても重要です。そのコンセプトは最大の目標となり、今後何十年と経営していくクリニックの経営の安定に繋がり、開業の成功へと導いてくれます。

コンセプトがなかなか明確にならない、という方はまずは「やりたくない診療」を決定し、「必ずやりたい診療」を明確にしてみましょう。ご自身がやりたくない診療を決めることでやりたい診療がより明確になり、どのような規模のクリニックで医療機器が必要で、どのような動線で診療すべきなのかがどんどん明確になっていきます。

開業前の事前準備

開業準備に取り掛かろうとすると、まず物件選びなどから始める方も多くいらっしゃいますが、実は開業を成功させるためには事前の準備がとても大切です。

ここでは開業前に必要な事前準備についてお伝えしたいと思います。ほかに無い自分らしさの詰まったクリニックにするためにも、しっかりと段階を踏んでいきましょう。

ご自身の経験を振り返ること

開業するためにはコンセプトを貫き通す必要があります。まずはご自身の診療の強みや弱みを1度紙などに書き出してみましょう。強みはどんどん伸ばし、弱みはどのようにしてカバーしていくのかを考えます。

内科医といっても小児を得意としているのか、他の分野に長けているのかなどさまざまです。小児診療が得意なのであればキッズスペースを設けたり、レディースクリニックであればメイクブースを設けたり、ご自身の経験によっても必要となる設備やデザインが大きく異なっていきます。

開業前の勤務医時代に行ってきた医療が医院開業に生かせるとは限らないため、まずはご自身の経験を振り返り強みや弱みをご自身がしっかりと把握しておきましょう。

物件を探すよりも前に、まずは自身の経験を振り返ることも開業準備の一つなのです。

強みをもとにコンセプトを決定すること

ご自身の強みや弱みが明確になったら、医院のコンセプトを決定します。内科や歯科など競合が多いクリニックの開業の場合には、ターゲットを絞るコンセプトを考えることも重要になります。

開業準備が進行していくほどに、クリニックの経営を担うドクターには様々な判断が求められるようになりますが、コンセプトを元に判断していくことになります。

クリニックの名称には正解も不正解もありませんが、名称を決定する時にもクリニックのコンセプトと合致するかしないかということが判断基準となります。コンセプトは開業するクリニックの雰囲気を決めるだけでなく、開業後の運営をも左右する重要事項なのです。

開業場所の選定

医院を開業するにあたり、どのあたりに建設するのかはとても重要となります。

需要があることはもちろんですが、アクセスが良いことや近隣に競合が無いかの確認など、ご自身が開業されるクリニックの診療科目や状況を考慮した上で慎重に選定していきます。

長く経営していくことになるクリニックですので、実際に現地へ足を運び、ご自身の目でその土地の特性を調べたり、競合となるクリニックの状況を事前に確認しておくことも大切です。

比較的高所得者が多く、アクセスが良いところにはすでに多くのクリニックが立ち並んでいるため、人気の土地にこれから開業する場合には入念にマーケティング戦略を練る必要があります。

当然ながら繁華街や駅地下、都市開発が進んでいる地域などでは開業予定のテナントの家賃も高額になるので注意が必要です。

事前準備を万端にして自分らしさの詰まったクリニックに

具体的な開業準備というと資金の調達や場所の選定などが真っ先に思い浮かびますが、実はコンセプトなどを決定することがとても重要と言えます。事前準備を怠ってしまうと、理想とは程遠いクリニックになってしまう可能性があるからです。

地域の人々に愛されるクリニックにしたい、数多くの患者様を治療できるクリニックを経営していきたい、このような夢や理想を抱えて開業するドクターが多いかと思いますが、そのようなイメージを強く持つことはとても大切です。

医院を設計する段階になったら、ご自身の理想をデザイン事務所に相談し、自分らしさの詰まった患者様思いの、働くスタッフ思いの素晴らしいクリニックをカタチにしていきましょう。

武内デザインオフィスは開業をバックアップいたします

武内デザインオフィスでは、開業されるご依頼主様の理想を叶えるデザインをご提案し快適で患者様の集まるクリニックが完成するよう、バックアップいたします。

クリニックや医院を開業するだけがゴールではなく開業をスタート地点として捉え、準備の時点から開業後のドクターご自身とクリニックの将来を見据えて医院設計に取り組みます。

武内デザインオフィスが医院設計する際に大切にしているポイントは4つです。

  1.  入りやすいクリニックを設計する事
  2.  患者様が落ち着ける空間をデザインする事
  3. 「素敵なクリニックだった」と記憶に残るクリニックを造る事
  4.  ドクター、スタッフが気持ち良く働けるクリニックを造る事

良いクリニックデザインとは、この4つの内容で「ドクターの医療活動を後ろから押してお手伝いするようなもの」だと武内デザインオフィスは常に考えています。

患者様が快適に過ごせる空間を造るという事はもちろんですが、ドクターやスタッフも快適でストレスなく働ける空間を造る事も同じぐらい大切な事だと思います。

開業を成功させるにはそのコンセプトをしっかりと理解し、医院設計にしっかりと活かす設計事務所が必要不可欠です。ぜひ、武内デザインオフィスと一緒に素晴らしい空間を作っていきましょう。