2018年 9月 の投稿一覧

【医院設計】手術室のクリニック内装のデザインのポイントとは?

クリニック内装のデザインを考えるときに、悩んでしまうのは「手術室」ではないでしょうか。

今回は、手術室のユーザビリティを高める空間デザインのポイントをご紹介します。クリニックなので、ここでは日帰りオペの手術室のお話をします。ぜひ、クリニックの内装の機能とデザインの参考にしてください。

日帰りオペの手術室で大切な計画

外科では下肢静脈瘤、眼科は眼瞼下垂や白内障手術、翼状片、消化器系は大腸ポリープ、形成外科は形成外科に関わる過半の症状などと、クリニックでは診療科により色々な日帰り手術が行われます

全ての診療科の手術を行っている総合病院は、クリニックのように各科の手術に合わせた手術室ではなく、1立方メートルあたりに浮遊する粉塵やチリの数をあらわす空気洗浄度が1000~10000レベルになり、患者様をストレッチャーで導入できることが基本になります。

クリニックの手術室は、一般的には建築物の揺れが比較的少ない鉄筋コンクリートづくりの建物になり、周りに大型トラックなどの通行や高速道路がない場所での計画が必要になるでしょう。また、手術用顕微鏡やOPライトを天井に設置する場合は、天井高を調べたり、補強の設置ができるかどうかも重要です。

どんな診療科でも、手術室やリカバリールーム、準備室、家族待合室などのスペースが必要です。そのため、クリニック内に日帰りの手術室を設置する場合は、60坪から100坪程度の規模を考えておくと良いでしょう。

各診療科の特徴を考えた設計がポイント

クリニックの場合は、専門の診療科目の特徴に合わせた手術室を考えましょう。

また、患者様が自分で歩いて手術室に入り、手術を終えたらそのまま歩いて帰宅するか、リカバリー室で休憩し、その後歩いて帰宅することを前提とした手術室、そして手術準備室やリカバリールームなどの施設も必須です。

このように、手術を受ける患者様のニーズに応じた手術室をつくれる点や、患者様の利便性に合った環境が整えられる点が、クリニックを作っているうえで大切なポイントとなるのです。それでは、各診療科について設計のポイントをじっくり見ていきましょう。

形成外科

形成外科の手術室では、ほとんど急性期病院の手術室と同じようなスペックで設計が計画されます。ビル内にあるクリニックはOPライトを設置する際に必要な天井高や補強が大切です。

また、医療ガスなどを利用する際には、その置き場を考えたテナント選びが大切になります。ちなみに、洗浄度はほとんどが10000レベル前後で計画されます。

さらに、手術後のリカバリールームや外科用の手術台の設置、そして、手術前後に患者様が移動する導線の工夫も必要です。

眼科

眼科では白内障の日帰りでの手術が可能になってから、一番作られているクリニックの手術室と言えるのではないでしょうか。

眼科での手術は多いのですが、ほかの診療科と比較すると手術の時間が短く、患者様が高齢で、手術室内で多くの医療機器を使うという特徴があります。白内障の手術を行うことを前提にすると、空気洗浄度は10000レベル以下が望ましいでしょう。

眼科は手術時間が短いことにより、手術当日にいくつかのオペを行う場合が多いのです。スタッフや患者様の出入りが多いので、外部からチリを入れないための陽圧比や洗浄度が基準値に達するまでの時間など、眼科での手術の特徴をよくふまえた工夫を考える必要があります。

また、患者様の多くが高齢なので、付き添いの家族の待合室や手術後に休憩するためのリカバリールームなどの設置も考えます。

消化器系

大腸ポリープなどの日帰り手術を行う消化器系では、クリニックでも急性期病院でも、ほとんどは手術室より処置室程度の設備で行われており、空気洗浄機能なども設置しないことが多いようです。

それでも、空気圧を陽圧にする程度の機能や、室内を抗菌の材料で計画することや、内視鏡の洗浄や置き場などの工夫を考える必要があります。

また、消化器系では患者様とモニターを見ながら処置をおこなうので、処置用のベッドとモニター、内視鏡の設置位置なども考えます。そして、手術前後は術着に着替えての処置となるので、着替え後や手術後のリカバリールームの設置も必要となるでしょう。

手術機能と患者様の快適さのバランスが大事

今後は、医療技術や医療機器がどんどん進化していくので、それに合わせて日帰り手術の術範囲も広くなっていくでしょう。そのため、患者様のニーズもどんどん多様化していくでしょう。

クリニックデザインにおいて求められることは、患者様側もドクター側もストレスが少なく、出来る限りのリスクを回避し、安心、安全にいられる環境です。手術機能だけを優先するのではなく、手術機能上の必要なアイテムと、患者様側の快適さをバランスよく計画することが重要なのです。

武内デザインオフィスにお任せください

いかがでしたか?

◎武内デザインオフィスは、医院デザイン実績100件を超える経験を生かし、ドクターが願う最高のクリニックを設計いたします。
開業後のドクターからのクレームがゼロを続けられているのは、スタッフ・協力業者との連携があってこそだと思っています。
デザインワークだけではない、”Something else”を常に追及しています。

◎ 医院設計、クリニックデザインにおいて武内デザインオフィスが大切にしているポイントが4つあります。

1, 入りやすいクリニックを設計する事
2, 患者様が落ち着ける空間をデザインする事
3,「素敵なクリニックだった」と記憶に残るクリニックを造る事
4, ドクター、スタッフが気持ち良く働けるクリニックを造る事

良いクリニックデザインとは、この4つの内容で「ドクターの医療活動を後ろから押してお手伝いするようなもの」
だと武内デザインオフィスは常に考えています。

◎ 患者様が快適に過ごせる空間を造るという事はもちろんですが、
ドクターやスタッフも快適でストレスなく働ける空間を造る事も同じぐらい大切な事だと思います。ぜひ、一緒に理想のクリニックをつくりあげましょう。

開業の前に!クリニック開業時に気を付けたい注意点とは?

特にトラブルもなくスムーズにクリニックを開業することが出来たとしても、開業後に患者様が来なくて困る!という問題がよくあります。

このように、なぜ開院しても患者様が思ったよりも集まらないという事態に陥るのでしょうか。それは、開業前の準備中に、気を付けなければいけない注意点を考えていなかったからでしょう。ここでは、クリニックの開業準備中に気を付けたい注意点について詳しくご紹介します。

クリニックの開業を考えている方は、ぜひ参考にしてください。

クリニックの開業準備中に気を付けたい注意点とは?

それでは早速、気を付けたい注意点について見ていきましょう。これらの落とし穴に注意して、クリニックの開業を成功させましょう。

コストばかりを意識しない

開業準備中では、多くのドクターが開業コストばかりを意識して、集患対策への意識に注目していません。

クリニックの開業準備の中で、集患に対する意識が高くなるのは開業場所を探す段階となるでしょう。クリニックの開業場所を探しているときは、患者様が実際に来てくれるかどうかという意識がとても高くなります。

しかし、開業場所が決定すると、途端にドクターの頭の中から集患対策への意識が薄れてしまうのです。そして、ドクターの頭の中では建築費や家賃、融資など開業コストのことばかり考えてしまいます。

これでは、開院後に患者様を集めることが難しくなってしまうのは一目瞭然ですよね。しっかり対策をとっていないのだから、患者様が集まらないのは当然と言えるでしょう。

本来なら、開業準備中にやるべきことがたくさんあるのです。開院後の成功を目指すなら、コストばかりを意識するのではなく、集患への意識を持ち続けることが重要なのです。

事業計画書でチェックするべき点を知っておく

開業準備中に、税理士や開業支援コンサルタントが作成する事業計画書にも注目しましょう。

この事業計画書では、開業前の宣伝広告費に注意が必要です。多くのドクターがこの宣伝広告費をできるだけ抑えようとします。

しかし、たくさんの患者様にクリニックに来てもらうには、色々な手法とそれなりの期間が必要です。当然そこにはコストがかかりますが、その予算が少なすぎるので、しっかりした集患対策が取れずにいるのです。

クリニックの開業には建築内装費や医療機器費などたくさんの資金が必要となります。多くのドクターはこれらの費用が最も必要な要素として意識し、広告宣伝費が軽視されています。どれだけコストを抑えてクリニックを開業できたとしても、患者様が来てくれなければ経営が成り立ちません

事業計画書は、経営を成功させるために重要な計画書です。コストを安く抑えることも大切ですが、広告宣伝費を安くしすぎるのも問題なのです。

集患対策のための広告活動かを考える

開院チラシをたくさん配布して内覧会も実施したのに、開院後は患者様が全然きてくれない…そう悩むドクターは非常に多いようです。

もちろん、チラシの新聞折り込みや内覧会などの開院前の広告活動はとても大切です。

開院前にしっかり広告活動を行ったのに上手くいかないのはどうしてでしょうか。それは、広告活動のやり方ではなく、実施期間に原因があります。多くのドクターが広告活動の実施期間が短すぎるのです。

患者様にとって、医療機関を切り替えることはハードルが高いことです。医療機関を切り替えることに高いハードルを感じる患者様は、新聞折り込みでチラシを見ただけでは医療機関を変えようとは思わないかもしれません。チラシだけでは、ドクターが伝えたいクリニックの良さをしっかり理解してもらうのは難しいのです。

患者様にクリニックを切り替えてもらうためには、できるだけ長い集患実施期間を設けて、じっくりと切り換えてもらう戦略をとることがおすすめです。

クリニックの開業の成功とは?

ドクターの皆さんは、クリニックの開業の成功とはどういう状態を指すと考えますか?

実は、開業を成功させたいと漠然と考えるばかりで、開業の成功をきちんと理解していないドクターが少なくありません。クリニックの成功は何かをしっかり考えていきましょう。

開業の成功とは?と聞かれると、多くのドクターが「患者様がたくさん来て、クリニックの経営が良くなること」と答えるでしょう。しかし、「経営とはそもそも何ですか?」「クリニックの経営が良くなることとは、どんなことでしょう?」などと聞かれると、多くのドクターがあいまいな答えを出すでしょう。

経営は、利益を継続的に生み出す活動のことを指します。利益を残すことが重要になります。

クリニック開業の成功とは、クリニック開院後にしっかり利益が残ることです。まずは、クリニックの開業の成功の意味をしっかり把握しましょう。

利益を残すには、売り上げを上げることと費用を削減することが大切です。これらを、開業準備中も開院後も常に頭に入れておくことが成功への近道なのです。

武内デザインオフィスでできること

◎武内デザインオフィスは、医院デザイン実績100件を超える経験を生かし、ドクターが願う最高のクリニックを設計いたします。
開業後のドクターからのクレームがゼロを続けられているのは、スタッフ・協力業者との連携があってこそだと思っています。
デザインワークだけではない、”Something else”を常に追及しています。

◎ 医院設計、クリニックデザインにおいて武内デザインオフィスが大切にしているポイントが4つあります。

1, 入りやすいクリニックを設計する事
2, 患者様が落ち着ける空間をデザインする事
3,「素敵なクリニックだった」と記憶に残るクリニックを造る事
4, ドクター、スタッフが気持ち良く働けるクリニックを造る事

良いクリニックデザインとは、この4つの内容で「ドクターの医療活動を後ろから押してお手伝いするようなもの」
だと武内デザインオフィスは常に考えています。

◎ 患者様が快適に過ごせる空間を造るという事はもちろんですが、
ドクターやスタッフも快適でストレスなく働ける空間を造る事も同じぐらい大切な事だと思います。ぜひ、一緒にクリニック開業の成功を実現させましょう。

知っておきたい!クリニックの設計・施工の法規制と発注方法について

クリニックの開業を成功させるには、知っておきたいことがいくつかあります。

今回は、クリニックの設計や施工にかかわる建築士法や建築基準法など、大切な法規制と発注方法などについてご紹介します。クリニックの開業を考えている方は、ぜひ参考にしてくださいね。

クリニックの設計・施工にかかわる法規制について

クリニックの設計・施工に関連する法律で開業計画にもっとも影響するのは、入院施設の有無になります。つまり、有床診療所か無床診療所という点です。

建築基準法では、20床以上が病院と規定されており、それ以下は診療所扱いになります。19床以下の建築物は特殊建築物と規定され、内装制限や避難などの規制が無床診療所と比べて厳しくなります

また、建築基準法のほかにバリアフリー法や地方公共団体条例などの規制があります。

東京では、無床でも500平方メートルを超えると建築物バリアフリー法の対象になります。500平方メートル未満では、福祉のまちづくり条例の義務規定となり、定められる規定が変わってくるのです。これは、クリニックを新しく建てる場合だけではなく、テナントでビル内にクリニックを作る場合にも該当するので要注意です。

クリニックを作る場合は、このように建築基準法や色々な条例などでの規制があり、複雑な手続きが必要となります。

建築士やデザイナーの役割

ご紹介したように、クリニックを作る場合は色々な法規制があるので、複雑な手続きが必要です。そんな問題を解決するには、建築士やデザイナーが必要となるでしょう。

建築士法では、建築士の基準についても規定があります。

テナントでビル内のクリニックでも延べ面積が100平方メートルを超えると、1級または2級建築士の資格が必要になります。木造の建物の場合は、300平方メートルを超えると1級または2級建築士の資格が必要になります。

また、施工面では、建設業法上の規定によって、発注者から工事を請け負い、下請け業者や協力業者への発注額が4000万円以上の場合は、工事現場に専任の監理技術者を配置しなくてはならないのです。この監理技術者は、1級建築士もしくは1級建築施工管理士の資格が必要になります。

クリニックの設計に必要なこととは?

ここからは、クリニック設計に必要なものとは何かをご紹介していきます。クリニックの開業を成功させるために、ぜひ参考にしてください。

クリニックの設計における重要なポイント

最近は、クリニックの仕上げ材料にも様々なものが使われるようになり、クリニックも商業施設や一般的な建築物とあまり変わらないような仕様になっています。

建材の性能が高まってきたことによって、医療施設の空間に対する考え方も変わってきました。患者様や施設にかかわるすべての方々が、クリニックに対して、医療機能が最優先で快適性は二の次と思わなくなり、医療機能と快適性が同じように扱われ始めたのです。

現代は、クリニックが華美になりすぎない清潔で合理的な空間から、ダメージを持った方に優しくて高度医療が行える空間へと、使用者と供給者のニーズが変化しているのです。

また、高齢者・障碍者などの移動等の円滑化の促進に関する法律により、バリアフリーに関連する法律が整備されました。それにより、車いすの利用を考えた設計や建材選択が必要となったのです。そして、バリアフリー機能を有する建材と健常者が求める建材とのバランスを上手く考えることが大切になります。

このように、クリニックの設計では、設計者の感性がとても重要になっています。計画する際には、清掃やメンテナンスを十分に考慮する必要もあるため、建材の選択はクリニックの設計において大切なポイントになるでしょう。

環境に合わせて選択することが重要

建材やメンテナンス、清掃において、日本のクオリティは世界水準よりもはるかに高いと言われています。

建材は、抗菌機能を持つ素材なども充実しています。たとえば、花粉症などの症状緩和に効果的な抗アレルゲン素材の高機能タイルや、珪藻土のような消臭機能や湿度調整を有する素材、マイナスイオンを発生させる壁紙などもあります。

その環境に合わせて必要となる建材を選ぶことが大切なのです。

照明機器の場合だと、LEDでも色温度のバリエーションが増えているので、一つの照明機器で光量や色温度を調節できる調光器があります。このような機能は皮膚科で診察の助けになるでしょう。また、眼科でも調光機能が必要な際に対応できるでしょう。

クリニックで車いすの利用が想定される場合は、床からの高さが90㎝くらいの部分は、万が一車いすがぶつかっても痛みを感じにくいタフな材料を選ぶ必要があります。そして、手術室でストレッチャーを利用する場合には、ストレッチャーが当たる可能性がある壁面にステンレスを張り込んだり、手術室の壁面を金属板で計画する必要があります。

武内デザインオフィスはあなたの開業をサポートします

◎武内デザインオフィスは医院デザイン実績100件を超える経験を生かして
ドクターが願う最高のクリニックを設計いたします。
開業後のドクターからのクレームがゼロを続けられているのは、スタッフ・協力業者との連携があってこそだと思っています。
デザインワークだけではない、”Something else”を常に追及しています。

◎ 医院設計、クリニックデザインにおいて武内デザインオフィスが大切にしているポイントが4つあります。

1, 入りやすいクリニックを設計する事
2, 患者様が落ち着ける空間をデザインする事
3,「素敵なクリニックだった」と記憶に残るクリニックを造る事
4, ドクター、スタッフが気持ち良く働けるクリニックを造る事

良いクリニックデザインとは、この4つの内容で「ドクターの医療活動を後ろから押してお手伝いするようなもの」
だと武内デザイン事務所は常に考えています。

◎ 患者様が快適に過ごせる空間を造るという事はもちろんですが、
ドクターやスタッフも快適でストレスなく働ける空間を造る事も同じぐらい大切な事だと思います。ぜひ、武内デザインオフィスと一緒にクリニックの開業を成功させましょう!