患者様に選ばれる医院であるための大切なポイント

医院設計を考えるうえで大切なことは、患者様に選ばれ続ける医院であるためには何が重要かを知ることです。今回は、これから開業をする予定の方にご紹介したい、患者様に選んでもらえるために大切なポイントについてお話します。

開業を目指している方は、ぜひ参考にしてください。

患者様に選ばれ続ける医院のポイント

それではさっそく患者様に選んでもらえる医院とは何が大切かをご紹介していきます。どれも大切なことばかりなので、ぜひ頭に入れておいてください。

おもてなしの心を大切にする

ドクターや看護師など働くスタッフであれば、だれもが患者様に対する思いやりの心を持っていると思います。しかし、その心は存在していても、患者様には見えていないことが多いのが現実です。

そこで、目に見えない思いやりの心やおもてなしの気持ちを、目に見えるようにする必要があります。

医療者ではなくても、社会人なら誰もがあいさつや身だしなみ、言葉使いなどの形に感謝の気持ちや尊敬の意思を込めて現しています。患者様の命を預かる医療現場では、なおさら接遇のマナーが必要と言えるでしょう。

高度な医療技術や医療知識は、患者様との信頼関係があるからこそ生きるのです。そのため、信頼関係を築く基本となるのが医療接遇になります。そして、医療接遇の強い思いは実際に行動に移すことで初めて患者様に伝えることができるのです。

日々の忙しさで忘れがちなおもてなしの心ですが、患者様に通い続けてもらう医院になるには、常に意識していたいものですよね。

患者様は医療弱者であることを忘れてはならない

医院において、患者様は医療弱者であることを常に忘れてはなりません。患者様の身になって心のケアをじっくり考えることが大切です。

初めて受診される患者様なら、不安な気持ちや緊張している心を察してあげましょう。「わからないことがあれば何でも聞いてください」と一声かけるだけでも違ってきます。そして、次の診察や検査室などへの道順を説明して案内してあげるだけでも大きく変わるでしょう。

また、廊下や階段ですれ違う際には、患者様が歩きやすいように、医療者ははしに身を寄せてあげましょう。その際に優しい笑顔を向けてあいさつすることも大切です。患者様へのいたわりの気持ちやぬくもりが感じられるような対応であることが、通い続けてもらえる医院のポイントなのです。

このような、患者様の身になって考える心のケアはとても重要です。

患者様と同じ目線に立って考える

決して目には見えないおもてなしの心を伝える方法は、心のケアと同じように、患者様と同じ目線に立って考えることが大切です。

たとえば、待合室の椅子に座っている患者様から医療者の白衣や靴の汚れが目に付くことがあります。患者様に安心と安全を実感してもらうためには、まずは清潔第一に考えて身だしなみを整えましょう。細かい部分も、患者様にはしっかり見えていることが多いのです。

また、病室や検査室のカーテンの開け閉めは、医療者にとっては毎日の業務のひとつにしか過ぎないと思う方もいると思いますが、患者様にはプライベートな空間の一コマになります。カーテンはしっかり閉めてほしいと思いますし、カーテンを開ける際は一声かけてほしいと思うものです。

そして、患者様は聞きたいことがあっても、医療者が忙しそうにしていたり目を合わせてくれないと、患者様は遠慮してしまうでしょう。その聞きたいことには重要な医療情報が含まれるケースがあります。そのため、患者様との対応ではしっかり目を見て話すこと、聞くことを忘れないようにしましょう。

患者様がまた帰宅案る医院を目指して

医院において医療接遇とは、高級ホテルのように最上級の敬語を使って、丁寧にお辞儀をしてお見送りするようなサービスの提供とは少し違います。

患者様の置かれた状況や立場をしっかり考え、患者様が考えていることや何を求めているのかを想像して寄り添う気持ちを行動に移しましょう。患者様の年齢や生活の環境に合わせて声のトーンや表情を変えることも大切です。ひとりひとりに寄り添った対応が重要と言えるでしょう。

患者様は、自分に共感してくれることで医院に対して安心感や信頼感、親しみやすさや優しさを感じることができます。こういったすべての思いが、また来たい医院になるのではないでしょうか。そして、また来たい医院から家族や友人にも紹介したい医院につながるのです。

日々の忙しい業務の中でこういった思いは忘れがちですが、医療者が医院で働くことができるのは患者様のおかげであることを常に意識しましょう。

武内デザインオフィスができること

いかがでしたでしょうか。スタッフやドクターの目線から見てみると、また新たな発見があったのではないでしょうか。

武内デザインオフィスでは、医院設計のほかに歯科医院設計やデザイン、歯科医院改装も行っています。

同じコストの素材や材料を使ってもコーディネート次第で見え方やバランス、雰囲気が大きく変わってきます。武内デザインオフィスでは、予算内でどれだけ良いクリニックをデザインするのかに重点を置いています。

また、単純に良いデザインをするだけではなく、デザインしながら、同時に工事コストを調整することの「バランス」を考えています。

武内デザインオフィスでは、今回ご紹介した医院設計のポイントのほかに、以下のことを重視しています。

  • 患者さんが入りやすいクリニックを設計すること
  • 患者さんが落ち着ける空間をデザインすること
  • 素敵なクリニックだったと記憶に残るようなクリニックをつくること
  • ドクターやスタッフが気持ちよく毎日働けるクリニックをつくること

この4つの内容を、後ろから押してサポートします。

患者さんが快適に過ごせる空間をつくることはもちろんのこと、ドクターやスタッフが快適に、ストレスフリーで働ける空間をつくることも同じくらい大切なことだと考えています。長く愛される医院であるためには、患者様の立場と働くスタッフの気持ちに立ってみることが大切と言えるでしょう。

ぜひ、武内デザインオフィスと一緒に居心地の良い、また通いたくなるようなクリニックや病院をつくり上げましょう。

 

 

医院設計の金額や費用の相場・ポイントについて

病院やクリニックのデザインや設計を考えている方も多いと思いますが、費用が気になってなかなか踏み出せないという方も多いでしょう。

思ったよりコストがかかってしまった、コストをかけた割にはデザインがイマイチ…というような結果になってはとても残念ですよね。リフォームについても同じです。せっかく改装、設計をするなら誰もが満足できる医院でなければ意味がありません。

そこで今回は、医院設計にかかる費用相場や費用分布などについてご紹介したいと思います。医院設計を検討中の方はぜひ参考にしてください。

病院やクリニックのデザイン・設計の費用相場

まずはだいたいの費用の相場について見ていきましょう。デザイン設計や設計管理、内装工事や外装工事にかかる費用の相場は以下の通りです。

今後、医院設計を考えている方は費用の目安にしてください。

  • デザイン設計:250~500万円
  • 設計管理:150~500万円
  • 内装工事:200~700万円
  • 外装工事:500~1000万円

※クリニックや病院の規模などによって金額が異なります。

病院やクリニックのデザイン・設計の費用分布について

続いて、病院やクリニックのデザイン・設計の費用の分布についてご紹介します。

  • 750~1000万円:40%
  • 500~750万円:30%
  • 100~500万円:20%
  • 1000万円以上:10%

このように、一般的な病院やクリニックの設計やデザインの費用の相場は100~750万円と言えます。

※病院やクリニックの設計デザインの概算費用なので、実際の状況や費用諸経費などで変化していきます。

医院設計のポイント

それでは、最後に医院設計のポイントについてご紹介していきます。通い続けてもらうにはどんなポイントにこだわればよいのでしょうか。一緒に見ていきましょう。

親しみやすいデザイン

医院設計で重要視されているのは、安全で清潔な場所であることです。また、ドクターや看護師にとって使いやすく働きやすい空間であること、患者様に導線がわかりやすい場所であることが大切です。今までは、医療を行う現場として効率が良く機能的な空間が求められていました。

ですが、白や青一色の空間で無機質な病院やクリニック特有の空間を苦手とする方も多いのが現実です。

そのため、最近では効率性や機能性に加えて、親しみや安らぎを感じることができるデザインにこだわった空間であることが求められています。

色彩計画

患者様が落ち着いて過ごせる空間であるためには、色彩にもこだわる必要があります。

グリーンやピンクは人の気持ちを落ち着かせる効果があります。また、優しい気持ちにさせてくれる色でもあるので、待合室での緊張感や不安感を和らげてくれるでしょう。木目調の床は、温かみのあるイメージなので、グリーンやピンクにうまく溶け込みます。

オレンジは人を元気にさせてくれる色です。こういった色を受付に使うことで、病院やクリニックのイメージをはつらつとした印象にさせることができるでしょう。

こういった色彩計画は、設計士だけでなくカラーコーディネーターにもアドバイスをもらうことがおすすめです。患者様が座るソファーや目に優しい観葉植物、壁に飾る絵なども空間のイメージを大きく左右します。そのため、素材の組み合わせや色などについても、専門家の意見を聞くと良いでしょう。

患者様に選ばれる病院・クリニックとは?

近年、医療機関を取り巻いている環境は大きく変化しているのです。ここからは、患者様に選ばれ続ける病院・クリニックであるためにはどういったポイントが大切なのかをご紹介していきます。

高品質な医療サービス

患者様に選んでもらうには、まず高品質な医療サービスがあることが重要です。多くの患者様から選ばれ続けて満足してもらうには、ホスピタリティ、つまりおもてなしの心が大切と言えるでしょう。

多くの患者様が医療現場に求めることは、安心で安全、さらに信頼できる診療に加えて顧客満足度の高さです。

患者様本位の医療サービスであること

医療は、医療と言うサービスに対して診療代を患者様から頂きます。そのため、医療現場もサービス業と言えるかもしれません。

このようにサービス業である限り、患者様はお客様と言えます。ですから、経営はお客様本位の医療サービスであるべきだと考えます。

選ばれる医院を目指して

現代は、サービスやモノを販売するビジネスにおいて、ターゲットの規定や商圏分析はごく普通に当たり前のこととして行われています。そのため、医療も経営、サービス業と考え、経営理念や基本方針の立案、地域の特性や商圏、競合の分析などを通じて選ばれえる医院を目指すことが大切です。

選ばれ続ける医院であるために

いかがでしたでしょうか。スタッフやドクターの目線から見てみると、また新たな発見があったのではないでしょうか。

武内デザインオフィスでは、医院設計のほかに歯科医院設計やデザイン、歯科医院改装も行っています。

同じコストの素材や材料を使ってもコーディネート次第で見え方やバランス、雰囲気が大きく変わってきます。武内デザインオフィスでは、予算内でどれだけ良いクリニックをデザインするのかに重点を置いています。

また、単純に良いデザインをするだけではなく、デザインしながら、同時に工事コストを調整することの「バランス」を考えています。

武内デザインオフィスでは、今回ご紹介した医院設計のポイントのほかに、以下のことを重視しています。

  • 患者さんが入りやすいクリニックを設計すること
  • 患者さんが落ち着ける空間をデザインすること
  • 素敵なクリニックだったと記憶に残るようなクリニックをつくること
  • ドクターやスタッフが気持ちよく毎日働けるクリニックをつくること

この4つの内容を、後ろから押してサポートします。

患者さんが快適に過ごせる空間をつくることはもちろんのこと、ドクターやスタッフが快適に、ストレスフリーで働ける空間をつくることも同じくらい大切なことだと考えています。長く愛される医院であるためには、患者様の立場と働くスタッフの気持ちに立ってみることが大切と言えるでしょう。

ぜひ、武内デザインオフィスと一緒に居心地の良い、また通いたくなるようなクリニックや病院をつくり上げましょう。

 

【まずはここから】クリニックの開業手順とは?

クリニックの開業の主な流れをご紹介します。

手続きだけではなく、経営を見据えた開業をすることがポイントとなるでしょう。開業してから失敗しないためにも、ぜひ参考にしてください。

クリニックの開業の手順とは?

開業コンセプトを決める

まずはクリニックを開業するために、クリニックのコンセプトを決定しましょう。やりたい診療ややりたくない診療、クリニックの規模などを固めていきます。

いつごろまでに開業するのかを決め、さらにクリニック開業に関する知識を収集しましょう。

開業コンセプトについては、かなり重要な項目になるのでじっくり考えることが大切です。

  • 自分がやりたくない診療は何か
  • どんな診療をしたいのか
  • どのような規模でどんな医療機器を導入するのか

などをはっきりと決めていきます。これを決めないと、時間や無駄なコストがかかってしまう可能性があるのです。

開業場所を選ぶ

クリニックを開業するにあたり、場所の選定は重要になります。競合するクリニックの状況や診療科目の特徴、診療圏調査も必要です。

近くに競合するクリニックがなくとも、地元の人が通いにくい場所では意味がありません。

開業場所をある程度決めたら、実際に現地に足を運び、自分の足と目で場所や駅からの距離、土地の特性や競合になるであろうクリニックを慎重に調査しましょう。こういった調査をじっくり行うことで、ある程度の患者様の外来数も予想できるでしょう。

開業資金の借り入れを行う

クリニックを開業するために、ほとんどのドクターは金融機関からの借り入れが必要になるでしょう。ドクターの状況に応じて、金融機関からできるだけ有利な条件で借り入れを行いましょう。

開業資金の借り入れの流れは以下の通りです。

  1. 事業計画
  2. 資金計画
  3. 金融機関との交渉
  4. 銀行借入契約

設計や内装を考える

クリニックの設計や内装を考えます。どれだけ低コストで質の良い内装や設計ができるか、たくさんの設計事務所からよく考えて選びましょう。

設計事務所を決めたら、設計士とクリニックのコンセプトの打ち合わせを決めていきます。内装に関しては、ドクターの希望やこだわりなどをもとにアイデアを出し合って、修正工事が発生しないようにじっくり詰めていきましょう。

医療機器の選定

医療機器の選定はクリニックのためにかなり慎重に行いましょう。

簡単に業者に見積もりを依頼すると、医療機器が思ったより高値で固定されてしまうこともありえます。医療機器を選定し、物件の引き渡しをしたら、機材の搬入を行います。逆算し、いつ頃機械を発注したら良いのかを考えます。

申請や届け出業務を行う

クリニック開業のためには、行政への届け出や手続きが必要になります。保健所や消防署などと事前に相談し、スムーズに手続きが行えるように段取りや調整も行いましょう。

申請や届け出業務の主な流れは以下の通りです。

  1. 保健所や消防署の事前相談
  2. 医師会ご挨拶
  3. 保健所届け出
  4. 社会保険医療機関指定

スタッフの採用

クリニックを経営するためにスタッフの面接や採用を行います。診療科目や内容によって、必要になるスタッフの人員数は異なってくるでしょう。

また、適切な人員の配置や採用方法などはコンサルタントに相談して決定することがおすすめです。

スタッフ採用の主な流れは以下の通りです。

  1. 人員計画の策定
  2. スタッフの採用面接
  3. 応募書類の整理
  4. 面接のセッティング
  5. スタッフの採用決定通知・不採用通知
  6. スタッフの研修
  7. 電子カルテ研修

看護師や技師、医療事務などの採用面接を行うのは初めてというドクターも多いと思います。面接で何を重要視すればよいのか迷ってしまう方も少なくないでしょう。

スタッフ面接で重要なのは、ドクター自身が初心に帰り、どんな開業を目指しているのか、どんな診療を考えているのかにぴったりとあてはまるスタッフを選ぶことです。

また、面接で質問することを事前にしっかりまとめておくことも大切です。

よくある質問に配下のものがあります。

  • 過去の職歴
  • 志望動機
  • なんで前職を辞めたのか
  • 求職者が考えている長所や短所

広告戦略を考える

クリニックを開業しただけでは患者様は来ないでしょう。たくさんの患者様に来てもらうには、広告が重要になります。

ホームページや印刷物などで、広告の戦略を考えていきましょう。

広告戦略の主な流れは以下の通りです。

  1. ロゴデザインの確定
  2. ホームページや印刷物、看板の作成
  3. 印刷に入る
  4. 広告の発注
  5. 近隣へのご挨拶
  6. 内覧会の準備
  7. 内覧会

クリニックの開業でもっとも大切なのはその内容ですが、クリニックのコンセプトをいかに上手に伝えられるかも大切と言えます。デザインも重要視し、見栄え良く作成していきましょう。

特にクリニックのロゴマークは、思いを形にするアイデンティティの表現と言えます。コストがかかったとしても、患者様に親しんでもらえるロゴマークを作成してもらうことがおすすめです。

クリニックの開業当日

いよいよクリニックの開業当日となります。

開業当日は色々なハプニングがつきものですが、慌てず対応できるようにどんと構えましょう。また、朝から業者のご挨拶があったり難しい患者様がいたりと、患者様の数の割には忙しさを感じるかもしれません。

手間取ってしまわないように、あらかじめ研修などでしっかりシミュレーションを行うことが大切です。また、実際にオペレーションを繰り返すことでもどんどん慣れていくでしょう。

まとめ

いかがでしたか?

クリニックの開業の流れはある程度理解できましたでしょうか。

武内デザインオフィスでは、この流れの中でも医院設計の点でお手伝いしたいと考えております。医院設計、クリニックデザインにおいて武内デザイン事務所が大切にしているポイントは4つあります。

1, 入りやすいクリニックを設計する事
2, 患者様が落ち着ける空間をデザインする事
3,「素敵なクリニックだった」と記憶に残るクリニックを造る事
4, ドクター、スタッフが気持ち良く働けるクリニックを造る事

良いクリニックデザインとは、この4つの内容で「ドクターの医療活動を後ろから押してお手伝いするようなもの」
だと武内デザイン事務所は常に考えています。

患者様が快適に過ごせる空間を造るという事はもちろんですが、ドクターやスタッフも快適でストレスなく働ける空間を造る事も同じぐらい大切な事だと思います。ぜひ、武内デザインオフィスと一緒に素晴らしい空間を作っていきましょう。

開業前に知っておきたい!開業までの流れとは?

これから開業を目指す医師にとって、何が大切か、どんな流れなのかを具体的にご紹介していきます。

クリニック市場を分析した時に、決して順風満帆とは言えない環境だからこそ、しっかり調査と検討を重ねることが大切です。

開業を思い立ったらやるべきこととは?

医師たちが開業を思い立った理由は人それぞれです。しかし、この段階では開業に憧れをもっている方が多いでしょう。

今後何年もクリニックを経営していくためにも、開業に憧れを持つだけでは今後の成功のためには不十分です。開業を考えたら、まずは「なぜ開業するのか」「どのようなクリニックを作りたいのか」というコンセプトをはっきりさせましょう。

そして、考えたコンセプトを目標に、しっかり突き詰めていうことが大切です。こういったポイントが、安定した開業準備や開業後のクリニック経営につながっていくでしょう。

コンセプトの重要性

開業の準備を進めていく中で、そしてクリニックの経営を行っていく中で、医師は様々な決断を迫られます。そんなときにこそ、コンセプトが判断基準として役立ちます。

クリニックの名称をつけるときにも、何をつけても決して間違いにはなりませんが、コンセプトに合致しているかという基準を設けると判断しやすくなるでしょう。コンセプトがないと、判断に迷いが生じます。さらに、判断基準がなく、ばらばらの印象のクリニックになってしまいます

開業に必要なこと

開業には、様々なことが必要になりますが、主なものを挙げると以下のようになります。

  • 開業地の選定:立地調査や将来性の予測、継承物件の検討、診療圏の調査
  • 事業計画策定:投資金額の決定、収支の想定、キャッシュフロー表の作成、損益計算書の作成
  • 資金調達:調達方法の検討、調達先の選定、金融機関への相談など
  • 内装設計:建物本体工事の調整、設計や内装業者の選定、保健所への確認
  • 医療機器:機器の選定や発注、内装業者と調整、納入スケジュールの調整、操作の指導
  • 人事労務や求人:人員計画の策定、就業時間や時給などの検討、各種規定の作成、求人広告の作成、面接採用など、雇用契約
  • 会計や税務:会計の処理
  • 行政手続き:開設届、各種公費申請、消防関連手続き、保健医療機関指定申請

開業までのスケジュール

開業までのだいたいの流れやスケジュールは以下の通りです。

【開業5か月前】

銀行融資申し込み、賃貸借契約、医療機器の選定、医院名称やロゴマークの検討

【開業4か月前】

銀行融資申し込み終わり、工事が始まる

【開業3か月前】

会計士などの責任者の決定、各種保険契約などの検討開始、使用薬剤の打ち合わせ

【開業2か月前】

工事の検査や電話の取り付け、完成引き渡し、口座の開設、X線量測定、医療機器の導入、求人広告の掲載、面接、新聞折り込みなど、ホームページの企画制作、薬局の開設、保健所の届け出、保健医療機関指定申請、医師会や町内会、老人会などへのあいさつ回り開始

【開業1か月前】

スタッフの研修、ホームページのテスト稼働、本稼働、保健医療機関指定、検査会社や医療廃棄物業者の決定、内覧会や模擬演習

開業の運転資金について

一般的な内科の場合は、約2,000万円程度を目安に用意しておくことが良いでしょう。

運転資金は、事業の経費に加えて医師の生活費なども見積もる必要があります。これらの支出を含めた収支が、クリニックが黒字になるまでの間の必要資金となります。しかし、診療内容や借入条件によって必要額は異なります。

また、不測の事態などで開業後に運転資金が追加で申し込みしなくてはならない場合は、金融機関に対して悪い印象を与えてしまいます。さらに、融資許可が下りないという可能性もあるのです

そのため、はじめに極力多めに手当てし、足りないときはその都度一部繰り上げ償還を行うことが良いでしょう。

スタッフの募集や選定方法

クリニックで働くスタッフの一般的な募集方法は、新聞の折り込みチラシや求人情報誌、そしてハローワークなどを利用します。こういった募集方法は、コストや効果にそれぞれの特徴があります。そして、地域によってもその特徴は異なるでしょう。

しかし、現在、看護師などコメディカルの人員確保は難しい状況となっています。そのため、場合によっては派遣や人材紹介業者へ依頼することとなります。

スタッフの選定については、履歴書から書類審査、面接等を行います。

開業の宣伝について

クリニックの宣伝については、医療法によって規制があります。広告が可能な媒体は限られています。しかし、一般的には新聞の折り込みチラシや電柱広告、駅の看板、ポスティングチラシ、ホームページなどがあります。

その媒体によっては、表現の方法が決められているので注意しましょう。そして、クリニックのスタッフの求人広告なども、宣伝の媒体となるのです。

武内デザインオフィスでは…

開業には、医院設計が必要になります。その際にはぜひ武内デザインオフィスをご利用ください。

武内デザインオフィスは医院デザイン実績100件を超える経験を生かして、ドクターが願う最高のクリニックを設計いたします。
開業後のドクターからのクレームがゼロを続けられているのは、スタッフ・協力業者との連携があってこそだと思っています。
デザインワークだけではない、”Something else”を常に追及しています。

医院設計、クリニックデザインにおいて武内デザインオフィスが大切にしているポイントが4つあります。

1, 入りやすいクリニックを設計する事
2, 患者様が落ち着ける空間をデザインする事
3,「素敵なクリニックだった」と記憶に残るクリニックを造る事
4, ドクター、スタッフが気持ち良く働けるクリニックを造る事

良いクリニックデザインとは、この4つの内容で「ドクターの医療活動を後ろから押してお手伝いするようなもの」
だと武内デザイン事務所は常に考えています。

患者様が快適に過ごせる空間を造るという事はもちろんですが、ドクターやスタッフも快適でストレスなく働ける空間を造る事も同じぐらい大切な事だと思います。

開業後は、ぜひ医院設計として弊社にサポートさせてください。

クリニックを開業することのメリット・デメリットとは?

医院設計の前に、まずは開業するにあたって考えておきたいメリットとデメリットについて見ていきましょう。

開業後に失敗しないためにも、何を検討すればよいのか、よりしっかり考えていくことが大切です。ここでは、クリニック開業のメリットとデメリットをご紹介します。

開業前に考えること

まずは、開業前に以下のポイントについてまとめておきましょう。

なぜ開業するのか?

  • 自分の裁量で仕事を自由に行いたい
  • 医局の人間関係に振り回されたくない
  • 勤務医では不可能だった独自の診療スタイルを実現させたい
  • 生まれ育った地域に医療を通して貢献したい
  • 今より多くの収入を得るため
  • 親が開業しているのでその事業を継承する

開業するにあたって増える責任や負担

  • 代診などの代わりがいない
  • 集客や増患などの対策を自分で行う必要がある
  • 患者からの訴訟に対して全面的に矢面に立つ必要がある
  • 経営者として資本金の負担が発生する
  • 従業員の労務管理を行う必要がある

開業のメリット

収入が増える

開業することで一番のメリットは収入が増えることだと言えるでしょう。勤務医は給与収入、開業医は事業収入となり、開業医は勤務医の収入の1.7倍もの差があると言われています。

また、開業医は自分の頑張りがダイレクトに収入となって現れるのが魅力です。努力してできるだけお金を稼ぎたいという方には大きなモチベーションにつながります。

やりがいが大きい

また、開業医になることで自分の医院が持てるようになります。これは、その後の成功や失敗はともかく、大きな達成感となるでしょう。

建物が出来上がり、オープンという日には感慨深い気持ちになるでしょう。希望の場所で自分のスタイルで診療ができ、患者様の命を救えるということは仕事へのやりがいやモチベーションにつながります。そして、自分の医院では自分がトップであり、自分の理想を追求できることは何よりのやりがいと言えるでしょう。

働き方が自由になる

勤務医では、働く労働時間や日数などが細かく決められています。しかし、開業することで自分の好きなペースで仕事を進められるのです。

そのため、急な手術などの対応や休日でも病院から電話がかかって呼び出されることなどの負担が軽減されます。勤務医は、常に緊張状態であった生活が開業医となることで大きく変化するでしょう。

のびのび診療ができる

自分のクリニックなら、完全にオフの日を作ることもできます。病床を持たない診療所では、入院患者様に頭を悩ますこともないでしょう。また、休日は好きに過ごせて自由に旅行だって行けます。

こういった自由度の高さは、開業医の大きなメリットと言えるのではないでしょうか。

また、勤務医は定年が決まっていますが、開業医は自分が健康である限りいつまでも働き続けられます。このように、勤務医特有のストレスから解放されるのも開業医のメリットです。

1人1人に向き合った医療が可能

開業のメリットは、自分の理想をとことん追求できるという点です。

大きな病院で勤務していれば、自分の理想よりも病院全体の理想、利益や方針などに従う必要があります。その中で、自分の理想を追求することは不可能です。

しかし、開業医なら自分の理想に沿った経営が可能となります。おそらく、医師としてたくさんのやりがいを感じられると思います。患者様1人1人に向き合った医療ができるのも、開業医としての大きなメリットと言えるでしょう。

開業のデメリット

メリットが多い開業医ですが、メリットがあれば必ずデメリットも存在するのを忘れてはなりません。

デメリットとして考えられるのは、コストがかかるという点です。新規で開業する場合、土地の購入や建物の建設、機器の導入など様々な資金が必要となります。すべて一から始めるとなると、これは最低限かかるものです。

また、集患対策も自分で考えなければならないので、頭を悩ませる方も少なくありません。クリニックは、評判や口コミによって大きく左右されるものです。新規開業はまだ良くも悪くもない状態なので、医師がどのような人間かというポイントも細かくチェックされるでしょう。

さらに、開業するまでにある程度の時間を必要とする点もデメリットと言えるかもしれません。すべてがスムーズに進むとしても、既存のクリニックを継いで開業する継承開業より多くの時間がかかってしまいます。

ほかにも、経営に直結する課題やデメリットはいくつか出てくるでしょう。開業前には、メリットだけでなくこのようなデメリットをしっかり考えておくことが大切です

まとめ

開業医は、医療面だけではなく経営の腕も問われることとなります。

たくさんの患者様に来てもらうためには、勤務医のときよりもすべきことが多くなります。日ごろの頑張りや努力によってたくさんの患者様に来てもらえば、それだけクリニックも儲かります。それが、ダイレクトに収入へと影響するので、より患者様の目線に立った医療や経営を行うと、収入もそれに合わせてどんど増えていくでしょう。

また、勤務医時代には気づくことができなかったポイントにも気づくことができるでしょう。

それが、医師として大きく成長できるポイントにつながります。このように、お金だけではない価値としての報酬も得ることができるのが開業医の大きなメリットです。

武内デザインオフィスでは…

武内デザイン事務所は医院デザイン実績100件を超える経験を生かして、ドクターが願う最高のクリニックを設計いたします。
開業後のドクターからのクレームがゼロを続けられているのは、スタッフ・協力業者との連携があってこそだと思っています。
デザインワークだけではない、”Something else”を常に追及しています。

医院設計、クリニックデザインにおいて武内デザイン事務所が大切にしているポイントが4つあります。

1, 入りやすいクリニックを設計する事
2, 患者様が落ち着ける空間をデザインする事
3,「素敵なクリニックだった」と記憶に残るクリニックを造る事
4, ドクター、スタッフが気持ち良く働けるクリニックを造る事

良いクリニックデザインとは、この4つの内容で「ドクターの医療活動を後ろから押してお手伝いするようなもの」
だと武内デザイン事務所は常に考えています。

患者様が快適に過ごせる空間を造るという事はもちろんですが、ドクターやスタッフも快適でストレスなく働ける空間を造る事も同じぐらい大切な事だと思います。

開業後はぜひ医院設計としてサポートさせてください。

【眼科編】クリニックデザインのポイント

クリニックデザインの中でも、今回は眼科についてご紹介します。

眼科はクリニックの中でも多くの医療機器が導入されるので、そういった面も考慮しなければなりません。それでは、眼科クリニックのデザインをご紹介します。

眼科クリニックのデザインとは

眼科クリニックでは検査機器が多いため、ほかの診療科のクリニックより動きが複雑になります。眼科では、主に診察や検査、処置室などが必要です。

また、それに伴って対応する平面計画もほかの診療科より複雑になるのです。

眼科クリニックでは、視力検査を行うスペースで患者様が渋滞しないように配慮したり、暗室内検査へ患者様を誘導するための導線などをチェックしておく必要があるでしょう。また、白内障などの日帰り手術に対応する施設を併設する場合、手術室や手術前室、準備室やリカバリールームなども必要になります。

こういったポイントを踏まえると、さらに設計の構成が複雑化するでしょう。

眼科クリニックのデザインのポイント

それでは、眼科クリニックのデザインにおけるポイントをご紹介していきます。どれも設計に必要になるポイントなのでぜひチェックしてください。

レイアウト

内装や建築の時間軸と新しい検査や治療機器などの進化のスピードが合わなくなることはよくあります。そのため、クリニックの中のLAN配線や検査機器、電源配線のレイアウトは変更しやすい設計にしておきましょう。

たとえば、電子カルテのサーバーと検査機器のLAN配線をサーバーから機器の間の通線を簡単に変更できるように、システムフロアを使って壁面にメンテ用点検口を設置します。しかし、視覚障害の患者様や高齢者の患者様が多い眼科は、安易にスロープや段差を使わないように気を付けましょう。

手術室

眼科に手術室を併設する場合は、手術日と診療日が同じなのかどうかによって計画が変わります。

同時進行で行う場合は、複数のドクターが対応することになります。もちろん、その点についてもしっかり考えなくてはなりません。1日の手術数と手術時間を考え、リカバリールームの数や患者様の受付や待合室なども検討しましょう。

また、感染症の予防のために手術室のクリーンルーム化は欠かせないポイントです。クリーン度の選定については、「クラス10,000」が多くの施設での指針となっています。

さらに、手術室の中のメンテナンスを簡単に行える工夫や、手術中にドクターが一人でも室内をコントロールできる仕組みを取り入れることもポイントとなります。

手術する患者様にとって、日帰り手術であってもストレスやプレッシャー、不安、緊張感を受けるということを忘れてはなりません。こういった患者様の気持ちを緩和する工夫は、クリニックデザインにとって大切なものです。眼科のクリニックデザインは、安心・安全であることに加えて、体に優しい環境つくりやリラックス感を軸にして計画を立てることが大切です。

アメニティ

では、眼科のクリニックのアメニティではどんなポイントが必要となるのでしょうか。

眼科クリニックでは、お子さんから高齢者の患者様まで幅広い年代の患者様が対象になります。そのため、クリニックの中のアメニティの方向性は、より公共施設のようなスタンスがあっていると言えるでしょう。

化粧室内のベビーシートやメイクルーム、車いす対応のトイレは必ず必要です。また、クリニックの中の検査室やトイレへの案内サインは、眼帯をしている患者様や白内障の患者様を意識する必要があります。そのため、だれにでも認識できるサインを計画しましょう。

眼科クリニックの開業ポイント

つづいて、眼科クリニックを開業するためのポイントについて見ていきましょう。

眼科の場合、引きうける治療範囲をどう設定するのかでリッチ選びやクリニックの設計、導入する医療機器などが大きく変わってきます。また、最近の眼科クリニックの増加によって、ほかのクリニックとどう差別化するべきかをしっかり考える子ことが大切です。

開業時に行う検査や診療の選択について

開業時の医療機器を検討するときに、最も考慮しなければならないポイントは、白内障などの手術を行うかどうかです。通常では、手術用の機器をそろえる際には手術を行わない場合に比べ、2,000~3,000万円程度のコストが上がります。

クリニックの面積においては、レーザーの治療レベルだと30~40坪前後です。それに比べて手術を行う場合は50坪前後必要となるでしょう。

さらに、レーシックの手術を行うとなると全体像が一気に膨れ上がります。しかし、レーシックは大手の眼科クリニックでも苦戦が続いている状態です。そのため、個人でのレーシックの単独開業はおすすめできません。

選ぶべき開業地

眼科クリニックでは、老若男女、幅広い年齢層の患者様をターゲットにすることができるでしょう。

お子さんであればプールの授業などで結膜炎になったり、学生さんであればコンタクトの処方が増えてきます。また、高齢者であれば高い確率で白内障の症状が現れるでしょう。

そのため、眼科クリニックの医院開業は幅広い年齢層の患者様を取り込みやすい、家族が多く住んでいる住宅地エリアがおすすめです。

まとめ

いかがでしたか?

眼科クリニックにおける医院設計は、十分に理解出来ましたか?

武内デザインオフィスでは、医院設計のほかに歯科医院設計やデザイン、歯科医院改装なども行っています。

同じコストの素材や材料を使ってもコーディネート次第で見え方やバランス、雰囲気が大きく変わってきます。武内デザインオフィスでは、予算内でどれだけ良いクリニックをデザインするのかに重点を置いています。

また、単純に良いデザインをするだけではなく、デザインしながら、同時に工事コストを調整することの「バランス」を考えています。

武内デザインオフィスでは、今回ご紹介した医院設計のポイントのほかに、以下のことを重視しています。

  • 患者さんが入りやすいクリニックを設計すること
  • 患者さんが落ち着ける空間をデザインすること
  • 素敵なクリニックだったと記憶に残るようなクリニックをつくること
  • ドクターやスタッフが気持ちよく毎日働けるクリニックをつくること

この4つの内容を、後ろから押してサポートします。

患者さんが快適に過ごせる空間をつくることはもちろんのこと、ドクターやスタッフが快適に、ストレスフリーで働ける空間をつくることも同じくらい大切なことだと考えています。

 

ドクターとスタッフのための医院設計

クリニックの医院設計において、毎日働くドクターとスタッフの目線から見ることはとても大切です。

今回は、ドクターやスタッフから見た医院設計の重要性についてご紹介します。

ドクタールームとスタッフルームはどうあるべきか?

テナント内でクリニックを開業する場合、どうしてもスペースが限られてしまいます。診察室や待合室を優先したレイアウトにすると、ドクタールームやスタッフルームは隅に追いやられ、狭くなりがちです

クリニックの労働環境を考えると、開業後は患者様で溢れて緊張感が走ったり、忙しさで慌ただしくなることが予想できます。そのため、少しでも休める休憩時は、リラックスできる環境が必要となります。ゆっくり休めるスペースでないと、リフレッシュできず、休憩後に力が入らなくなってしまうでしょう。

このような点は、スタッフ雇用や仕事のモチベーションの問題にもつながりますので、医院設計で重要すべき要素でもあるのです。

医院設計をドクターとスタッフ目線で考える

それでは、スタッフとドクターの目線から医院設計のポイントを考えていきたいと思います。

快適な環境にするには

実際にデザインする際に、どこに重点を置くべきかをお話しします。

スタッフルーム

スタッフルームは、場所や状況によっては採光の確保が出来ない場所に配置しなければならないこともあるでしょう。

ですが、たとえ狭くてもリフレッシュ&リラックスするために、できるだけ開口部に面したスペースに配置することが大切です

レイアウトの都合で、どうしても開口部に配置できない可能性もあります。その際は、壁面のデザインや室内の空調、照明などを工夫して、できるだけリラックスできる環境を作る必要があります。

また、スタッフルームではスタッフ達が靴を脱いで横になれるスペースがあると望ましいです。こういった点を考えると、クリニックではロッカーや着替えのスペースとは別に、1.5坪から3坪程度は必要です。また、設計の基準では「スタッフ数×1.5〜1.8平方メートル」で計画しても良いですね。

ドクタールーム

ドクタールームも、スタッフルームと同じように開口部に面して配置することが望ましいです。ドクターは、ドクタールームをクリニックの商談や応接、事務室のように使うことも多いため、最低でも4.5坪は必要でしょう。

また、日帰りで手術を行う場合を考えると、シャワー室を設置するケースがあります。こういった点を踏まえて、クリニックのあらゆるスペースを確保することが大切です。

テナント内でクリニックを開業する場合

一般的なビルテナント内のクリニックでは、ドクタールームとスタッフルームで約7.2坪が必要となります。

そのため、診察室や処置室、レントゲン室、待合室、受付、化粧室、トイレなどを合わせた30坪を加えても、最低でも40坪程度のスペースが必要になるでしょう。

テナントを決める際には、診察室や処置室のスペースより雇用するスタッフの数やドクタールームに何を求めるのか、が実際問題として重要になります。

特に、最近の開業の傾向では、受付の事務員さんや看護師さんの雇用に苦労することが多いようです。こういった労働環境の面で見ても、今後の医院設計は、スタッフルーム、そしてドクタールームの機能面を充実させることが大切です

スタッフの動線を考える

医院設計で重要するのは、待合室やトイレ、バリアフリーなどが多いでしょう。どれも、患者様が気持ちよく過ごせるためにとても大切です。

しかし、毎日忙しなく働くスタッフの動線をしっかり考える必要があります。

どんなに素晴らしい雰囲気を醸し出していても、スタッフやドクターがスムーズに動かない空間では作業効率もモチベーションも上がらないですよね。こういった面もまた、クリニックの快適さを作用するのです。このように、スタッフの動線についても、よく考えて医院設計を進めましょう。

医院設計の目安としては、待合室→診察室→処置室→受付→トイレの順番にスペースを確保していくことが多いでしょう。

そして、余裕があればキッズコーナー→ドクタールーム→スタッフルームの順番に検討するのではないでしょうか。

しかし、診療が問題なくスムーズに行えるためにも、スタッフやドクターが動きやすく、使いやすく動線を考えることも大切です。設計は、希望に合わせて変更が自由にできます。

まずは、毎日緊張感を持ちながら慌ただしく働くスタッフの目線に立って考えてみてはいかがでしょうか

だからといって、患者様の動線を無視しては意味がないので、スタッフ、ドクター、患者様の様々な視線から医院設計をよく考えることが大切です。

これが、開業後の成功につながる大きなポイントと言えるのではないでしょうか。

武内デザインオフィスでできること

いかがでしたでしょうか。スタッフやドクターの目線から見てみると、また新たな発見があったのではないでしょうか。

武内デザインオフィスでは、医院設計のほかに歯科医院設計やデザイン、歯科医院改装も行っています。

同じコストの素材や材料を使ってもコーディネート次第で見え方やバランス、雰囲気が大きく変わってきます。武内デザインオフィスでは、予算内でどれだけ良いクリニックをデザインするのかに重点を置いています。

また、単純に良いデザインをするだけではなく、デザインしながら、同時に工事コストを調整することの「バランス」を考えています。

武内デザインオフィスでは、今回ご紹介した医院設計のポイントのほかに、以下のことを重視しています。

  • 患者さんが入りやすいクリニックを設計すること
  • 患者さんが落ち着ける空間をデザインすること
  • 素敵なクリニックだったと記憶に残るようなクリニックをつくること
  • ドクターやスタッフが気持ちよく毎日働けるクリニックをつくるこ

この4つの内容を、後ろから押してサポートします。

患者さんが快適に過ごせる空間をつくることはもちろんのこと、ドクターやスタッフが快適に、ストレスフリーで働ける空間をつくることも同じくらい大切なことだと考えています。

ぜひ、一緒に居心地の良い、また通いたくなるようなクリニックをつくり上げましょう!

 

【知っておきたい】医院設計に求められることとは?

医院設計に求められることとは、いったい何だと思いますか?

ここでは、医院設計に求められるポイントを詳しくご紹介します。

医院におけるインテリアデザインについても詳しくご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

医院設計に求められることとは?

使いやすいこと

医院設計に求められるポイントとしてまず考えられるのは、機能面です。
クリニックだけではなく、住宅でも事務所でも、使いやすいことはとても大切です。

空調や照明のスイッチが不便な場所にあるととても使いにくく、利用者に負担やストレスがかかってしまいます。クリニックでは、機能面の問題はかなり重要になってきます。

手術室に、照明のスイッチが足元になく、壁面だけだとしたら不便ですし、手間や時間もかかってしまいます。

機能面でのポイントは、インテリアや設計において大変重要な役割を果たすのです。
クリニックの診療方針やスタッフの動き方、患者様の使い勝手に合わせて、色々な角度から機能面を考えることが大切です

人に優しいこと

医院設計において次に注目したいポイントは、人の目や体に優しいことです

クリニックは冷たく無機質なイメージが多いと思います。ですから、余計に癒しの空間としてこだわり、患者様が居心地の良い空間でなくてはなりません。

壁の色や照明の色が目に優しいグリーンや温かみのあるオレンジなら心までリラックス出来るでしょう。待合室で診察を待っているときは、誰でも不安や緊張感がでるものです

医院設計とは、そんな気持ちを和らぐことも必要なのだと思います。

清潔なデザインである

そして、クリニックだけではなく事務所や様々な施設においても言えることですが、清潔であることは大事です

特に清潔感が失われがちな化粧室には、注意が必要です。

化粧室は、利用する人を選ばないユニバーサルデザインが好ましいでしょう。常に清潔でいられるように、手を洗う水洗を自動にしたり、ペーパータオルやハンドドライヤーを設置するスペースも確保する必要があります。

また、化粧室の出入り口には抗菌タイプの材質を使用することが望ましいです。

さらに、待合室にある椅子。患者様の体調が悪いときは、座るだけではなく横になることもあるでしょう。

そのため、清潔感がある汚れにくい素材が良いですね。座り心地にも注意してデザインを考えましょう。

クリニックならではの利便性が重要

医院設計では、レイアウトも重要です。
診察室や検査室、そしてリハビリ室など配置をしっかり考える必要があります。

クリニックでは、診察がなくリハビリ目的だけの患者様も少なくありません。ですから、受付や待合室から診察室、検査室としっかり分かれている構成が望ましいでしょう

このように、患者様の目的によって動線を考える必要があるのです。

また、リハビリを行う整形外科では、患者様やスタッフの人員も多くなります。そのため、ある程度の面積が必要になるでしょう。

リハビリを行う患者様は、足や膝、腰などに痛みを感じている場合がほとんどです。そのため、ほかの診療科より段差をなくし、空間にこだわる必要があります。

待合室や通路の幅に余裕を持たせることはもちろん、車椅子や歩行補助器具などを使用する患者様のための利便性もしっかり考えましょう。

目的によって計画を考える

たとえば、皮膚科は保険診療の皮膚科と自費治療を含んだスキンケアクリニックで、計画が大きく異なります。

保険診療の皮膚科では、光線療法機器などの電気の容量を確認する必要があります。
ほとんどは単相100Vですが、1〜1.5KVAの場合もありますのでチェックをしておきましょう。

レーザー治療は焦げたような匂いが発生することもあるため、処置室の換気に注意しましょう。
特に、排気部分は単独で設置した方が良いですね。また、外部に直接ダクトが出せるような設置にすることも大切です

自費治療のスキンケアクリニックでは、医療施設というよりはエステサロンのような要素が強くなる場合があります。
最近では、若い女性が美容目的でスキンケアクリニックに通うことも多いでしょう。

そのため、プライバシーを重視することも大切です。待合室で患者様同士の目線が合わないように、ソファーや椅子の配置に注意しましょう。

また、メイクを落としたり施術後にメイクをするためのパウダールームの設置も必要です。顔色やメイクアップが分かりにくくないように、ライティングの色温度、電球色・自然光・温白色などに変更できる設備であることも大切です。

クリニックの面積は、保険診療の皮膚科の場合は25〜30坪程度が必要です。
自費治療を含んだスキンケアクリニックの場合は、50坪以上が必要となるでしょう。(処置室の数によって異なります)

デザインやレイアウトは、保険診療か自由診療かで計画が異なりますので、必ず最初に何が目的なのかをしっかり明確にすることが大切です。

まとめ

クリニックのデザインは、内科系や産婦人科、小児科、皮膚科、そしてメンタルクリニックなど診察科目によって重要視するべきポイントが異なります。

また、診察科目によってクリニックの診察室の医療設備や機能性なども異なります。

そのため、診察科目によって診察室のレイアウトやコンセプトをしっかり考えたデザインをすることが大切です。

初めて手がける診察科目の医院設計をする際は、まずは医療設備の種類や診察の内容などをしっかりヒアリングして、詳しく調べることを怠らないようにしましょう。
そして、医院設計に求められていることとは何かをしっかり考えていきましょう。

武内デザインオフィスでは、医院やクリニックの設計、デザインから歯科設計やデザイン、そして改装リフォームなども行っております。
医院デザイン実績100件を超える経験を生かし、ドクターが思う最高のクリニックを設計いたします。

患者様が快適に過ごせる空間を作ることはもちろん、ドクターやスタッフも快適でストレスなく働ける空間作りを目指しています。

クリニックデザインや店舗デザインに関するご相談ならぜひ武内デザインオフィスにお任せください。ドクターの意見を尊重しながら、患者様に選ばれるクリニックを作っていきます。

 

空間別に考える医院リフォームのポイント

継承などで医院でもリフォームされる場合があります。

今回は医院のリフォームについて知っておきたい知識やデザインについてご紹介します。

よく使う用語について

まずは、医院のリフォームについてよく使う用語の整理をしておきましょう。リフォームの他にも、リノベーションやコンバージョンという言葉も使われることが多いです。違いが分かりにくいので、それぞれの用語についてご紹介します。

リフォームとは?

リフォームとは、クロスの張替えや床の張替え、住宅のキッチンの取り替えのような、比較的小規模な改装を指します。一般的には、大規模な改装も含めてリフォームと総称しています。

リノベーションとは?

リノベーションとは、給排水や空調・電気などの設備の更新、間仕切りの大きな変更など大規模な改装によって、その建物の性能や機能を向上させることを指します。

たとえば、既存内装設備を解体、撤去して一度スケルトン状態にして改装する場合などが当てはまるでしょう。

コンバージョンとは?

コンバージョンとは、大規模な改装の中でも建物の用途を変える場合を指します。たとえば、事務所から店舗や住宅などに変更することはコンバージョンに当たります。

最近では、事務所をゲストハウスのような宿泊施設に変更するケースが多いようです。床面積や変更用途にもよるのですが、建築確認申請が必要なケースが多いので、設備や法規制などの難しい問題をしっかりクリアすることが大事です。

よくある医院のリフォーム・リノベーションの理由

継承の際に医院のリフォームやリノベーションが多いのは、以下のような理由があります。

  • リフォームだと工事期間が短く、仮診療所の期間が短くなる。また、仮診療所の場所が無く長期の休診が難しい時は盆休みや連休を利用して部分リフォームをすることも出来る
  • 同じ敷地で建て替える際は、長期の工事期間に診察を止めれないので仮診療所を作る必要があるため、費用が無駄になったりスタッフの雇用問題が出てくる
  • ほかの敷地に建て替えれば、仮診療所の問題がないが、簡単に近所でそれなりの土地を見つけるのが難しい、さらに土地代もかかってしまう

リフォームは、設備の面などで様々な制約を受けることがあります。しかし、土地探しや費用の問題、仮診療所の方法などの問題が解決できないことが多く、リフォームされるケースが多いのです。しかし、既存の建物に対する思い入れが強いので、建て替えることは考えられない、というケースもあるでしょう。

院内空間別のリフォームポイント

医院内の各空間におけるリフォームのポイントについてご紹介します。

【アプローチ・出入り口】

クリニックのアプローチは、安全面の確保を前提に、手すりやスロープが必要となります。また、最近では下足のまま出入りするケースが多いので、下足やスリッパの収納スペースが不要になるメリットもあります。

バリアフリーを考えると、クリニックのアプローチは、道路から段差をなくして手すりも完備しておきます。

【受付】

受付内の事務スペースは、書類等が多く散らかりやすい場所です。そのため、カルテ棚で仕切ったり患者様から見えにくいレイアウトにする必要があります。

また、受付カウンターは待合室の患者様の様子がきちんと把握できるように、待合室に向けて配置するケースが多いです。

【トイレ】

トイレは、患者様用とクリニックのスタッフ用と別々に分けます。基本的には、患者様用のトイレは待合室の近くに男女別に設置します。また、患者様用として検査室付近に専用のトイレを設ける場合もあります。

トイレのリフォームの場合は、床をフラットにしたり幅を広めにとったりと、バリアフリー対策を施すことも大切です。

【待合室】

待合室はクリニックの顔とも言える場所です。診療に直接関係のある場所ではないのですが、また来たくなるクリニックのような、印象深い空間作りを目指しましょう。

通常、待合室の広さは、1日の患者様の数を予測して決めます。椅子は、入り口と直接対面しないように配慮し、患者様同士の目線が合わないように設置することも大切です。

クリニックの雰囲気に合わせて色合いも決めていきます。温かく穏やかな空間になるように、カウンターを木目調にしたり、薄いピンク色やオレンジ色のソファを選ぶこともあります。全体のデザインや調和に合わせて空間を壊さないように配慮しましょう。

【外観】

クリニックの外観は、クリニックの看板代わりにもなるので、道を歩く方や車で移動する方にもアピールするようなデザインが好ましいです。

外壁の張替えや塗り替えだけでもイメージがガラリと変わりますが、さらに印象を強く残すにはもう一工夫しましょう。たとえば、煙突や時計塔などの視覚的に印象に残りやすいものを設置すると、クリニックの存在をよりアピール出来ます。

【院長室・スタッフルーム】

クリニックは患者様目線に立つことも大切ですが、質の高い医療提供のためにはスタッフやドクターがストレスなく働ける場所であることも大切です。

特に、ドクターやスタッフがゆっくり休憩できる場所は必要になるでしょう。スタッフルームは、ロッカーや冷蔵庫、ミニキッチンなどを設置するスペースを確保したうえで、足を伸ばしながら過ごせる場所があると良いですね。

まとめ

武内デザインオフィスでは、クリニックデザインにおいて大切にしているポイントが4つあります。

  1. 入りやすいクリニックを設計すること
  2. 患者様が落ち着ける空間をデザインすること
  3. 「素敵なクリニックだった」と記憶に残るクリニックを作ること
  4. ドクターやスタッフが気持ちよく働けるクリニックを作ること

良いクリニックデザインとは、この4つの内容で、ドクターの医療活動を後ろから押してお手伝いするようなものだと考えております。

また、同じコストで最高の結果を出すことをモットーにデザインを考えております。というのも、同じコストの素材を使っても、コーディネート次第で見せ方が大きく変わるのです。武内デザインオフィスでは、デザインしながら同時に工事コストも調整するということを意識しております。

クリニックデザイン、クリニックリフォーム、店舗デザインに関することなら、ぜひご相談ください。

【科目別】患者様に選ばれるクリニックのデザインとは

現代は、医院やクリニックがどんどん街に溢れている状態です。

そんな時代だからこそ、患者様に選ばれる医院やクリニックでなければいけません。では、選ばれるクリニックであるためには、どのようなことに注意しなければいけないのでしょうか。

今回は、患者様に選ばれる医院やクリニックの特徴を医院設計の面で科目別にご紹介します。

選ばれるクリニックであるために

医療施設において、差別化を図るために重要なポイントは患者様が何をもってクリニックを選ぶのかを把握することです。

これは、自分自身に置き換えて考えると分かりやすいでしょう。

  • あなたはどんなクリニックで診察をしてもらいたいですか?
  • 安心して診察をしてもらえるクリニックとは?

まずは、これをじっくり考えてみましょう。そうして、このクリニックに行きたいと思わせる要素をあぶり出して行きます。それでは、選ばれるクリニックのデザインについて科目別にご紹介します。

内科

内科は、出来るだけ外からの採光を取り入れて明るい空間作りを心がけましょう。待合室は、患者様同士の目線が合わないような椅子の配置にもこだわります。

患者様の緊張や不安をなるべく取り除くために、穏やかな色合いの間接照明や壁にも気を使います。

診察室は、防音扉にしたりとプライバシーを配慮した作りも大切です。エントランスからの動線などにも気をつけましょう。

皮膚科

皮膚科は、今や若い女性やお子様も気軽に来院します。特に若い女性は美容診療目当ての場合も多いです。

そのため、学生や主婦層をターゲットにしたような、柔らかく明るい雰囲気を作りましょう。化粧が出来るスペースの確保や鏡の設置などにも気を配ります。

待合室には、ゆったりリラックスして座れるようなソファーなどを置きましょう。受付から診察室、処置室までのスタッフ動線が最短になるようにこだわることも忘れてはいけないですね。

メンタル

メンタルクリニックの場合に気をつけたいのは、患者様のプライバシーへの配慮です。特に待合室では、患者様同士が目を合わすことなく過ごせることが大切です。

メンタルクリニックは、緊張感を少しでも解きほぐすための配慮が必要です。クリニックデザインでは、穏やかな気持ちになれるような工夫をします。

廊下や柱に、緩やかなカーブをつけて柔らかい雰囲気を出すことも工夫の一つです。家具はなるべく木製のものを使用し、家庭的で親近感のある優しい雰囲気を演出します。気持ちが不安定になりがちなメンタルクリニックだからこそ、空間全体が柔らかい雰囲気になるように配慮しましょう。

もちろん、実用面もしっかり配慮します。メンタルクリニックとして患者様のプライバシー保護を重視しましょう。会話が漏れるのを防ぐために、壁内にグラスウールを入れるなどの対策をすることも手です。

小児科

小児科は、幼児への対応を1番に考えましょう。

受付には保護者のことを考えてベビーチェアーを置き、受付での対応がスムーズに出来るようにします。オムツ替え用のベビーシートの設置や、トイレ内にベビーチェアーやベビーシートを置くことも忘れてはいけません。

小児科では小学生の患者様も多いので、絵本や漫画などを置くことも頭に入れておきます。たくさん本が収納出来るスペースも確保しておきましょう。

また、待合室にクッションフロアーを使うなど、小さいお子さんが怪我をしにくい床材を使うことも大切です。

小児科では、バギーでお子さんを連れて来られる方も多いため、クリニックの入り口にはバギー置き場を確保することも重要です。

小児科のデザインの色合いは、オレンジやイエローのような暖色系で優しい色彩が良いでしょう。色彩を考えるときは、保育所や幼稚園の色合いや雰囲気をイメージすると良いですね。

産婦人科

最近の産婦人科医院では、豪華なホテルのようなものも多いですが、落ち着ける空間を大切にするならアットホームな雰囲気を大事にした方が良いでしょう。

産婦人科に来られる患者様は、不安とともに大きな期待と夢を持っています。そのため、ほかの診察科目とは異なる特性があるのです。

特に、待合室の椅子やソファーのデザインは重要です。家具メーカーでは、妊婦用の椅子が多く出されています。妊婦さんが座りやすいように工夫してあるので、そういったデザインの良いものを選びましょう。

また、椅子やソファーの色彩は濁りのない綺麗な色がベストです。患者様がリラックスして、出産の準備が出来るように配慮しましょう。

産婦人科の新生児室は、助産師が監視する必要があるため、ナースステーションに隣接して配置します。ガラスには、安全面を配慮して飛散防止フィルムなどを貼ります。沐浴用の乳児バスなどを置く場合も多いため、その配置スペースをしっかり配慮しましょう。

新生児室の前は、ガラス越しに新生児と出会う場所でもあるので、産婦人科の中でも特にほのぼのした空間になります。そのような雰囲気を邪魔しない空間作りを心がけましょう。

まとめ

クリニックのデザインは、内科系や産婦人科、小児科、皮膚科、そしてメンタルクリニックなど診察科目によって重要視するべきポイントが異なります。また、診察科目によってクリニックの診察室の医療設備や機能性なども異なります。

そのため、診察科目によって診察室のレイアウトやコンセプトをしっかり考えたデザインをすることが大切です。

初めて手がける診察科目の医院設計をする際は、まずは医療設備の種類や診察の内容などをしっかりヒアリングして、詳しく調べることを怠らないようにしましょう。

武内デザインオフィスでは、医院やクリニックの設計、デザインから歯科設計やデザイン、そして改装リフォームなども行っております。医院デザイン実績100件を超える経験を生かし、ドクターが思う最高のクリニックを設計いたします。

患者様が快適に過ごせる空間を作ることはもちろん、ドクターやスタッフも快適でストレスなく働ける空間作りを目指しています。

クリニックデザインや店舗デザインに関するご相談ならぜひ武内デザインオフィスにお任せください。ドクターの意見を尊重しながら、患者様に選ばれるクリニックを作っていきます。